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労災:交通事故

弁護士特約が無い人必見!交通事故の無料相談

家族が交通事故に遭ったら、それだけでストレスが溜まりますよね。さらに被害者として重症で入院となった場合などは、加害者の保険会社とのコンタクトが必要となります。

交通事故に遭う事はそうそうないと思うので、予備知識を持っている人は少ないと思われます。保険会社のスタッフはプロとして、如何に会社からお金を引き出さないように・・・交渉手腕を日々磨き、情報収取に勤しまれている事でしょう。

そんなプロの言いなりになってしまわないように、私達も情報収集が必要だと思います。

不幸にして交通事故に遭われたら、先ず任意保険の保険証書を見てみて下さい。もし、弁護士特約を付加していたら早期にこの特約を利用開始すことをお勧めします。我が家も交通事故に遭った時に保険証書を確認しました。

交通事故後の24時間の流れ韓国って交通事故に遭う人って結構いるって聞くけど、日本では・・交通事故なんて遭う事って、そうそう無さそそうだよね。 でもね、なんと!な...

残念ながら、我が家の保険には弁護士特約は付加していなかった為に、自分の足・ネット・本で情報収集をしています。我が家が行った交通事故に遭った時の情報収集の方法についてお伝えします。

目次

1.ネットで調べる。

2.本を読む。

3.県交通事故相談所(県庁内)

4.弁護士無料相談会(県弁護士会主催)

5.県弁護士会 無料法律相談

6.おまけ:任意保険の弁護士相談特約

7.まとめ

1.ネットで調べる。

まず、ネットで色々と調べてみました。検索の上位に来るのは弁護士事務所のホームページである事が多く、「最終的には弁護士に依頼するのが一番です!!」という内容が殆どでした。

ネット上の情報は珠玉混在で、信ぴょう性が有るのか無いのかさえわかりませんでした。ネットはさておき、本を購入して本からの情報収集を始めた方が良さそうだと判断しました。

2.本を読む。

下記の本を購入して、熟読しました。

この本に限らず、本からの情報は必ず得るべきだと思います読む事でネットでは断片的にしか得られなかった情報を、系統立てて得る事が出来ました。経時的に「どのようにすればいいか」というのが学べたので、心づもりが出来たのが良かったと思います。
本を買う手間やお金に変えられないものを得る事が出来ました。それは私自身の不安の軽減です。家族が交通事故に遭う事なんて初めてだったので、「わからない所がわからない。」状態から、少しずつ知識を補充する事で漠然とした不安が1つずつ払拭されていきました。
この点は私にとって、大きな自信につながりました。

3.県交通事故相談所(県庁内)

この存在は知人から聞きました。その方は多くの人と接する仕事をされているので、そこで「県交通事故相談所」の事を聞いたとの事でした。無料だし一度行ってみては?と勧められて、相談する事にしました。

そこは県庁の一角にひっそりと窓口を開いていました。私は計3回ほど相談をさせてもらったのですが、いつ行っても相談者は私だけでした。相談員の方は法律家の方ではなく、交通事故について詳しい県の嘱託職員さんです。

交通事故って多発していると思うのに利用者がこんなに少ないなんて、みんな知らないんだろうなと思わずにいられませんでした。そこでの相談した内容は「過失割合」「被害者請求の方法」「後遺障害診断」についてです。

過失割合

加害者の保険会社と先ず決定するのが、この「過失割合」でした。これを85:15で納得してくれるなら、先に手続きを進めますとの事でした。交差点の事故はたとえ青信号であったとしても、15%は過失が有るとみなされるそうです。

その事に納得できなかったので相談に行きました。「判例タイムズ」を見せてもらい

被害者請求の方法

我が家が加入している医療保険の診断書を書いてもらった時に「後遺障害の可能性」という欄に「有り」と記載されていたので、後遺障害の認定についてなどを本で調べました。

その際に、加害者側の保険会社に一切を任せるのではなく(事前認定)、被害者請求の方が有利であることがわかりました。事前認定の場合は加害者側にとって不利な情報を、提出しない恐れが有るかもしれないからです。

さらに、県弁護士会の無料法律相談を受ける事を勧められました。主人のような事例で有れば、「自分だったら(嘱託職員の方)弁護士を立てる。」と言われていました。

弁護士相談は保険に付帯されていたので、その範囲(10万円)では有りだけど、わざわざ弁護士に依頼するとお金が沢山かかりそうだし、面倒だな・・・と思い弁護士に依頼するところまでは考えていませんでした。

後遺障害診断

本を読んである程度の情報収集をした後、ネットでの情報を取捨選択し後遺障害診断で不利にならないようにするにはどうしたらいいかという事を相談に行きました。

ここでも無料の弁護士相談を勧められました。3回の相談を通し、説明と実際が異なっていたり、不十分だったりすることも有りました。無料の相談を利用する時は、自己責任です。報酬が発生する場合は責任の所在が明らかになりますが、無料の場合は注意が必要です。

4.弁護士無料相談会(県弁護士会主催)

弁護士に依頼する・しないは最終判断として、交通事故に強くて相談しやすい弁護士の情報収集は念のためにしていた方がいいかなと思っていました。

ちょうど、弁護士会のホームページで弁護士無料相談会を百貨店の催し場で行うという情報を得ました。これは年に1~2回しか無いのですが、たまたまこの1年で2回相談に行けました。

ここでは相談というより、弁護士の先生開拓という意味合いが大きいでした。4人の弁護士が会場に待機してくれており、交通事故だけでなく様々な相談に対応してくれるようでした。

受付をした時に、相談者は2組しかいなかったのですぐに通されると思ったのですが、少々待つ事になりました。「交通事故に強い弁護士」に通してくれる為でした。結果的に我が家にとって、この出会いは大きな収穫になりました。信頼できる弁護士に出会えたからです。

5.県弁護士会 無料法律相談

週に3回、交通事故の無料相談を1回30分程度ですが申し込めると県の交通事故相談所で聞きました。ここにはつい最近行って、相談させて頂きました。

弁護士の先生開拓と被害者請求について尋ねる目的です。前もって自分の希望日時を伝えると、日程調整してくれました。交通事故証明書を持参し予約時間の10分前に来館するように指示されました。

弁護士会館に着き、窓口に行くと1枚の用紙を渡されました。その内容は、事故の概略と質問事項を記載でした。待合室に既に1人の男性が待っていて、2時に順番が来たようで退室されました。

私も2時に予約をしたのですが、すぐには呼ばれず2時10分に呼ばれました。持ち時間30分でしたが、次の予約がいないという事で40分時間を取ってくれました。

20畳程度の会議室での個別相談だったので、落ち着いてゆっくり相談する事が出来ました。当該県では、第1~3金曜日が県の弁護士会が主催なので何回でも相談で出来るそうです。第1~3月・水は交通事故事故紛争処理センターが主催するので、合計5回まで利用可能となるようです。

6.おまけ:任意保険の弁護士相談特約

ここでも過失割合について相談しました。嘱託職員の方だけの見解ではなく、プロの先生の意見も聞いて確信に変えたいと思いました。

我が家は相談時間は30分のつもりでいました。聞きたい事は、過失割合だけだったからです。この後まだまだ聞きたい事が出てくるかもしれないから、保険の弁護士相談特約の10万円で収まるようにしたかったのです。

弁護士相談をしたい旨と希望日時を保険会社に伝えると、契約している法律事務所を紹介されました。挨拶から始まり、事故の概略と経緯を伝え過失割合についての相談をするのに30分もかかりませんでした。

その後10分ぐらい世間話をしたので、計40分ぐらい法律事務所にいました。その報酬は1時間とみなされて1万円、法律事務所から請求が有ったようです。この世界の時間単位は30分単位で切り上げ計算となる事を学びました。

7.まとめ

弁護士特約を付けてない場合は、お金をかけて弁護士依頼するか自分で学ぶしか有りません。でも、後遺障害が非該当の場合、弁護士の報酬分赤字になってしまうかもしれません。

弁護士特約を付けてない人

  1. 1~2冊、交通事故の本を購入し、交通事故の示談等の知識を得る。
  2. それを踏まえた上で、ネットでググる。
  3. 無料の弁護士相談や交通事故相談所で相談する。
  4. 弁護士相談特約が付いている場合は利用する。(弁護士特約ではありません。弁護士特約はだいたい300万まで使えるそうです。)
  5. 上記を踏まえ今回の事故は後遺障害認定されそうであれば、その等級に応じて弁護士依頼するか判断する。

の手順を踏むと、お金がかからず耳寄りな情報を得られると思います。

我が家は計4人の弁護士に相談をしました。無料なので、踏み込んだところまでは教えてくれない事が多かったです。この無料弁護士相談は「ドアノック」の為なのだろうと思いました。(この無料相談会をきっかけに、弁護士依頼してもらいたいという意図が感じられる。)でも本やネットに書いて無い、良い情報を少しは得る事が出来ました。

今回、素人の私でさえ弁護士の力量に大きな差異が有ることを肌で実感しました。弁護士依頼を考えている人は、何人かの弁護士に相談した上で依頼する弁護士を決める事を強くお勧めします。

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看護師なすりん
看護師になって約30年です。 家族4人(夫:なすおやじ)・子供(なす子・なす太郎)です。 子供に手がかからなくなり、自分の時間を楽しんでいます。