今まで50年以上、生かさせてもらい感じた事は、
世の中理不尽なことだらけ。
だけど
人間万事塞翁が馬
という事。
そして、自分に与えられているこの現状は････
今まで自分が生きて来た過程で、
「自分にとって ちょうどいい」
状況なのだと。
もう皆様はお察しがついていると思いますが、
昨日の裁判ですが･･･
争点が2点有って、
1点は認めてくれたのですが････
もう1点は退けられ
損害賠償請求額から程遠い和解案
を裁判官から示唆されました。
はっきりとはまだ金額は出ていないのですが、
今月末までにFaxで各弁護士事務所に
和解案を提示して下さることになりました。
「これは当たり前でしょ」
と素人的に考える事も、裁判所の見解は本当に違うのだな。
常識的に考えたらそうなのだけれど･･･
客観的な証拠に1つでも不備が有ると、
その全てを退けられてしまう。
ニュースで大きな裁判の判決結果が速報として流れたりするけど･･･
「不当判決」
と書かれた紙を持ちながら会見されるのを思い出しました。
傍観者だった私は
「ふーん。そうなんだ。不当判決か････」
程度に聞き流していたけれど、
当事者の方は持って行きようのない想いに苛まれたことだろう
そう思う事でした。
我が家も和解案を受け入れるという事は、
不当判決という事になります。
でも･･･
後遺障害は残してしまったけれど、
今在る事に感謝して生きています。
命が有って有難い
そう思って生きています。
今回は裁判を見れて本当に勉強になりました。
こんな流れで裁判は行われるのだと。
こんなにも時間がかかるものなんだと。
それと･･･
こんな事は繰り返したくはないけれど、
今回の情報は
今後の人生において知っていた方が良い情報
だと確信しています。
裁判官が
情報の不備が無ければ賠償金の金額も違っていた
と言われました。
その不備とは、病院に書いていただいた診断書です。
昨日、その病院にその不備について問い合わせをしました。
病院は弁護士の先生と話した上で、連絡を下さることになっています。
まあ、その情報が有ったとしても
あの場の空気感で、退けられた原因はそこだけでは無いと思う。
でも そこを指摘してきたのだから、その情報を提示することが出来たら
賠償額を少しは加味してくれるだろう。
そう弁護士先生は言われていました。
私が出来る範囲で、やるべき事を後悔する事無くしました。
なすおやじはどう思っているかわかりませんが。
私は始めから弁護士依頼した方が良いと思うと、なすおやじに言ったのですが
「そこまでしなくていい。」
と言われ、私もお金目当てと思われたくないから
「なすおやじがそれでいいならいいと思う。でも、私なら絶対に弁護士依頼する。」
といったやり取りが最初に有ったので。
今まで理不尽だと思う事は沢山有りました。
でも、理不尽を感じるから正義もわかるのだと。
正義しかない世の中だったら、
人類は理不尽や悪を理解する事は出来なかったと思う。
正義を理解するために、悪や理不尽が有るのならしょうがない
そう感じる事でした。
次回裁判は来月末です。
そこで多分和解が成立すると弁護士先生に言われました。
事故に遭って4年半以上、やっと過去の話になりそうです。
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