痛ましい事故がちらほら起きています。中高生が自分の命を絶つ事件です。一昨日の新聞にも、佐賀の中学2年生の事件について記載が有りました。このような事件が有ったら、学校側の説明と遺族の想いなどが映像として流れます。
マスコミも遺族も、学校に対して手厳しい意見ばかりです。もちろん学校の責任が0とは言いません。ただ・・・親としてどんな対応をしたら良かったのかなって、考えてしまいます。
みなさんはどうしてますか?「子供に対する 親のあり方」をなすりんと一緒に考えてみましょう。
1.優しく育てる親
- 優しく言い聞かせられる親
- 子供の言いなりになる親
2.厳しく育てる親
- 人に迷惑をかける行動をさせないという考えの親
- 一人で何でも出来るように、たくましく育てたいと考える親
3.子供の教育と方法
4.親自身の言動
5.まとめ
1.優しく育てる親
優しく言い聞かせられる親
子供に対して常に思いやりが有って、子供の自主自立性を大切にして、躾についても優しく言い聞かせられる親。こんな親になりたいって思うけど、難しいよね。親も・・・親で有る前に人間だからね。腹が立つときに優しく出来るなんて・・・神様だね。なすりんは・・・残念ながらこれには当てはまりません。
子供の言いなりになる親
子供に対して常に優しいけれど子供の言いなりになってしまって、子供のしたい様にさせてしまう親。結果的には甘やかす事になってしまって、我慢する事が難しい我がままな子供になってしまいそう。
アトピー持ちのママ友で「アトピーはストレスが一番悪いから」と言って子供の言うがままにしている人がいたよ。なすりんは・・・それはちょっと違うんじゃないかなって思っていたよ。なす子の事を噛んだりしても、ママ友が謝るって感じだったよ。引っ越しちゃったから、その子が今どんな感じかはわからないけれど・・・。
2.厳しく育てる親
人に迷惑をかける行動をさせないという考えの親
礼儀作法を身に付けさせ、人としてどう在るべきかを教え諭す事が出来る親。社会生活を円滑に営む上で基本中の基本だよね。最近は公共の場で他人の迷惑を考えない行動を見る事が増えてきたね。
「人に迷惑をかけない」という親の主観がズレてたら終わりだよね。最近は・・・普通という概念が、普通じゃなくなってきているような気がする。「普通」って意外に難しく、意外に有り難い存在になってしまったような気がする。
でも、人に迷惑をかけないっていうことは「自分がされて嫌な事をしない」っていう事だと思う。そうする事って自分に厳しくないと出来ないから・・・それを心がけていたら、良し!!って事なのかもね。
一人で何でも出来るように、たくましく育てたいと考える親
「出来るようになる」っていう事は、何回も何回も練習した経緯があるからだと思う。もちろん子供は一人で習得できる事ではないので、出来るまで教えたり待ったりと手間と時間をかけなくては出来ないと思う。
今言ったのは一般論だけど、最近は「何も教えないでほったらかしにしているのに、子供が出来ないと殴る親」もいるからね。これが出来る親が100%良い親とは言えないね。
3.子供の教育と方法
一歩間違うと優しく育てると「わがままな子供」になるかもしれないし、厳しく育てたら「反抗的な子供」「自主性の無い子供」になってしまう可能性が有るよね。
子育てがうまく行くかそうでないかの分岐点は「子供に向き合うかそうでないか」だと思うよ。子供と向き合う時は愛情を持つっていう事が大前提だと思う。
ついつい「こうしなさい!!」「ああしなさい!!」って命令や指示ばっかり出して、親の思い通りにならないと脅したり体罰を与えたりする親ってどこにでもいると思う。そんな事をしてしまうと、反抗的になったり委縮してしまったりしてついには情緒不安定になったりするんじゃないかな?
「どうしたらいいかな?」って子供と一緒に考える事が向き合う事であり、子供は考える力を養い考えた事を言葉にして伝える事が出来る様になるんじゃないかな。
生きて行く上で重要なのは「自己肯定感を持っている」と「自己決定が出来る」事だと思う。「人から言われてするのではなく、自分が判断して自分の道を決められる」為にはそれらが重要だと思うよ。
そしてその根底には「自分に自信が有る」って事なんだと思う。勉強が出来るとか美人でスタイルが良いとかそんなことじゃなくて、自分の内面に自信が有るっていう事。それは世間一般の評価じゃなくていいと思うんだ。
人云々じゃなくて、自分がどうあるかが一番大事。人に迷惑をかけない事を大前提として、先ず自分を大切にしなさい。そして余力が有ったら・・周りを支援できる力が有ったらいいね。自分を犠牲にしたら、自分はhappyになれない。先ず自分がhappyになって・・そしてみんなでhappyになれたら最高に素敵だね!! なすりんはこう言ってなす子となす太郎を育ててきました。
4.親自身の言動
いい子に育ってほしい・・と子供の幸せを願い意図的な教育だけでいい子になるかっていうと・・・それは机上の空論だと思うよ。親の事を子供ってしっかりと見て育ってるから、「親のする事や考えを見て育っていく」事の方が多いと思う。
なすりんは子供の頃・・・同じ事をしても親は許されるのに、なすりんだけ許されない事に疑問を持っていたよ。あと、家で見せる態度と人前で見せる態度が違ってるのもおかしいと思ってたよ。
親の態度に一貫性がないと子供は混乱するし、顔色を見ながらうまく立ち回る子供になってしまう事も考えられるよね。なすりんは上手く立ち回れなかったから・・・母から全否定されて育ったんだと思います。(なすりんの子供の頃のことはこちらへ。)
5.まとめ
なすりんは「子供に対する 親のあり方」で1番大切なのは「子供と向き合う姿勢」だと思うよ。向き合っていたら、子供の些細な変化にも気付くもんね。
子供にキチンと向き合っていたら、痛ましい事件って減るんじゃないかなって思います。
自分だって完璧じゃないのに子供を育てるって、謙虚な姿勢で望むのが大事と頭でわかっていてもなかなか出来ないです。なすりんも子育てを通して、成長させてもらっているよ。
なすりんには子供を育てる時の座右の銘があります。それは・・・
やって見せ、言って聞かせ、させてみせ、誉めてやらねば人は動かじ。by山本五十六
五十六先生の言葉を胸に、残り数年間の子育てを楽しみます!!
応援して下さる方はよろしくお願いします。皆様も素敵なブログに出会えます様に!!