ミニマム生活で、貯金が100万円あれば大丈夫！

雑誌とかネットニュースとかって、金融関係のニュースが多いと思います。みんな不安なんだよね。なすりんもその一人。ちきりんさんの本を読んで「お金が無くても何とか生きれるかも。その通り！！」「わかる～！！」なんて思って頭の中ではわかってるんだけどね。

でも、結局お金は必要な時に要るから・・無ければどこかからか借りてまで、調達しなくちゃいけない事もある。借金の利息ほどもったいない物はないって考えているからね。だいたいセミリタイアなんかしちゃった日には・・・ローンを組むことは出来ないでしょう。

それを考えたら・・・チキンななすりんは・・・やっぱりiDeCoの運用実績を確認したり（始めたばっかりです。後9年しか投資できないのですが・・・）してます。

でもね、セミリタイアを予定している55歳になった時に「捨てる勇気」が有れば貯金100万円で大丈夫な気がして来たよ。

捨てる勇気を持てば貯金100万円でセミリタイアも夢じゃない！！みなさんはどう考えますか？一緒に考えてみましょう。

１.ライフプランを考える

50代になったら、だいたい子育ても終了してるんじゃないかな？え？なすりんはまだ高校生の子供がいるじゃんって？そうなんです。なすりんは晩婚だったので・・・。でも55歳にはなす太郎が22歳となるので子育て終了です。それからのライフプランを考えます。

未婚の人たちは・・・結婚・出産・マイホーム取得・子供費（教育費やその他子供に支援する資金）・老後資金など大きなお金が動く「ライフイベント」が待ってますよね。

なすりんは年取ってるので、「結婚」「出産」は終わり、「子供費」は前にも言ったけど1000万ずつ準備しています。（大学2年のなす子は既に400万以上使っています）「マイホーム」は・・・・築40年の家に住んでるけど、住宅ローンは有りません。必要なのは老後資金のみです。おっ？！　これならいけるんじゃないかな？

２.ライフスタイルを考える

あなたはどんな生活を送りたいですか？バブルをかじったなすりんは、こんな事を30年後に考えてるなんて思いもしなかったよ。なすおやじがリストラされるまでね。ミニマムな生活も有りだなんて・・・。

看護師はおしなべて働き者です。で、フル勤務の看護師に多いんだけど・・・はっきり言って豪快にお金を使う人が多いです。（なすりんの主観が入ってるかもしれないけど）なすりんもその一人だったよ。

でもね、フル勤務の時は常に緊張していたよ。電話が鳴ったら・・「病棟からかも。私、何かしでかしたかな？」って緊張感が走ります。それがただの確認とかだったらいいけれど、インシデントやアクシデントが起こったから関係者は病棟に来てくださいと招集がかかる。それが怖い。

スイスチーズ方式って言って「何重かのセフティネットを張ればインシデントにならない」っていうんだけど・・・｛チーズに穴が開いていても穴が貫通してない（穴＝インシデントの要因）と、見た目はにはチーズの形が保たれている（インシデントの要素は有ってもインシデントを阻止出来た）ってことです。｝

誰かがミスした場合、「そのミスにつながるまでに関わった看護師とその時に勤務していた全スタッフ」が集まってインシデントプロセス法による検討会が始まるんです。恐怖でした・・・。こんな調子で毎日毎日心が休まる事は無かったよ。

加えて、なすおやじのリストラ・・・。組織なんて歯車の1個である社員なんて容赦なく切り捨てるからね。資本主義社会だから、仕方の無い事はわっかてます。でも会社は簡単に切り捨てるのに・・・会社に忠誠を尽くして、ボロボロになるまで働くのが果たして幸せなのか・・・・考えさせられたね。

なすりんの今のパート先は本当に天国！！業務時間も4時間半で、好きな事に使える時間が増えました。クリニックに受診する患者さんの数は少ないし、看護業務って血圧測るぐらいで（たまに採血）、後はレセプト（請求書を作る）や行政に出す書類（定期予防注射を行政に請求する）を整えたりする方がメインです。だから本当にストレスが無いのです。（厳密に言うと年1回の職員採血だけね。）

給料は激減したけどストレスの無い生活の方が、穏やかに過ごせます。フル勤務していた時は・・・外食や旅行などにお金を使っていたけど・・・お金を使わないでも旅行したり、安い定食屋でもコスパがいい美味しい店でhappyな時間は過ごせます。

なすりんにとって大事なのはお金じゃ無くなりました。「穏やかに楽しく自分のしたい事に時間を使う」って事の方がずっとずっと大事になりました。自分の時間を会社に捧げる＝自分の残りの人生を切り売りしてるのと同じだからね。自分の人生を切り売りするのは子育て期間までってなすおやじと話し合って決めました。

もちろん・・・豪華な食事や旅行は出来なくなると思います。そして・・・夢で終わってしまった注文住宅への建て替えや普通車の所持も諦めました。早い話、その希望を捨てたのです。

でもね、私達幸せです。55歳からの人生をワクワクしてます。なんだか新鮮な気持ちです。

3.日本のセーフティネット

日本って有り難い国です。4つのセーフティネットで守られていることを知ってますか？「社会保険」「公的扶助」「社会福祉」「公衆衛生」です。

社会保険

年金保険や医療保険、介護保険、労働保険のことを言います。失業したら給料や勤続年数と理由によって退職前の給料の50%～80%を90日～240日までもらえます。詳しくはこちらへ。

ここで一番気になるのが「病気になった時」だと思うんだけど、高額医療制度っていうのが有って、それぞれの収入で1か月の医療費が万円超えた分は返ってくるので、手出しはそこまで大きくないです。例えば年収370万円以下の場合は57,600円＋食費の支払いで十分です。

国の施策で入院日額が制限されているので、21日以上になる事は少なくなっているようです。（21日以上入院させると病院側が損をする計算になるから、それまでに退院か転院させる）だから保険診療でいい！！っていう人はそんなにお金はいらないのです。

公的扶助

生活保護のことで、日本国民は基本的に文化的で最低限の生活を保障されています。住宅扶助・医療扶助・生活扶助・教育扶助などが支給されます。医療費は無料でだし、年収400万円の世帯と同等の生活が出来るようです。

社会福祉

老人や障害者（身体・知的・精神）、児童、母子・父子・寡婦（配偶者を亡くした人）などに支援してくれます。状況に応じて金銭的に支えてくれる制度です。

公衆衛生

予防接種や特定健診と呼ばれる健診事業や、市民の健康の維持や増進を図るための制度で守られています。「子供の予防注射」や「高齢者のインフルエンザや肺炎球菌などの予防接種」とか自費でしようと思ったら高いから、助かるよね！

 

もしマイホームじゃない人は住む所も気になると思うけど、公営住宅だったら大丈夫！収入に応じた家賃になるので。この値段は住む地域で微妙に変わると思います。公営住宅は掃除とか自治会とかは大変かもしれないけれど、チョットは我慢しなくちゃね！！

日本では水道水は飲めるほど浄化されているし、電車やバスが網羅されているから車が無くても生きていけるもんね。本当に日本って恵まれた国なんだよね。

4.なりたい自分になれているか

人生で一番幸福なのは「自己決定権が有る事」って聞いた事があるけど、なすりんは本当にその通りだと思うよ。自分自身で自分の道を決められたら、たとえそれが上手く行かなかったとしても納得できるもんね。なりたい自分になれているかって事が一番大事！！

「貯金100万円で老後を暮らせるか」って考えたら出来そうな気がして来たよ。ミニマムな生活で良ければ家電製品を買う時も、最低限の機能の有る1番安い物でいいと思います。

「これの為に、この金額を出してもいいか？」「この金額は私の自給に換算して、働いた時間に見合う金額か？」って考えながらお金を使って行けばいいんだと思います。

なすりんの55歳からのなりたい自分は「贅沢をして優雅に暮らしたいから、お金が必要な自分」ではなく、「旅行したり、ブログ書いたり、子育ての期間に控えていた事をやって楽しいhappyな自分」です。

この目標、実現します！！（前回ブログと〆が一緒だね）

応援して下さる方はよろしくお願いします。皆様も素敵なブログに出会えます様に！！