「看護師さんはお医者さんより採血が上手だよね。」
なんて恐ろしい言葉を耳にします。
なすりんは採血が苦手です。看護師人生30年とは思えません。
求人が多く恵まれている職種のはずなのに….
これがなすりんの足かせになっています。
これからの皆さんは、なすりんの様にはならないでくださいね。
採血が苦手になると思われる要因
- 採血・注射をする機会が少ない。
- プレッシャーに弱い。過緊張となってしまう。
- 失敗し自信を無くしている。
採血・注射をする機会が少ない。
なすりんは就職して21年間採血しなくてもいい環境でした。
それは「大学病院勤務」だったからです。
大学病院は「医師」が採血をする事が多い時代でした。
新卒~3年目まで私立の大学病院、4年目~22年目まで国立大学で勤務していました。
でもね、国立大学が民営化(独立行政法人化)されたのと、7:1看護が導入されたことから看護師も採血をするようになったのです!!
7:1看護とは
その月の患者総数を、実際に勤務した看護師の人数で割った数のの割合。(患者7名に対して看護師1名配置している看護。)
7:1看護が導入された時、なすりんは手術室にいました。
手術室看護師は採血の機会がほとんどありません。
麻酔科医が注射も採血もしてくれるからです。
採血が上手になるには「数」です。経験しか有りません。
数をこなす事で、研究したり経験とカンで上手になっていく
と、看護師仲間もみんな言ってます。
で、今は看護師が採血や注射をするのは当たり前だと思うのですが
診療科によって頻回に採血する科としない科があります。
大学病院:手術室・ICU・CCU・NICU・心療内科・精神科・小児科
個人病院(外来のみ):心療内科・精神科・耳鼻科・眼科
がそれにあたると思います。
だからね、なすりんは若い皆さんに言いたいです。
「新卒で採血の無い診療科は出来るだけ避けた方がいい」
という事です。
あとあと、大変になるし…..
若いうちだったら許される事も、経験重ねて行くと厳しくなってくるので。
プレッシャーに弱い。過緊張になる。
失敗し自信を無くしている。
これは、セットですね。
失敗して自信を無くす。+プレッシャーに弱い。
この負の連鎖…..。
自信を付けるのは成功体験を重ねる事が一番ですが
成功体験の為には採血をしないといけないので・・・
でもその採血に苦手意識があるから、緊張してかえって失敗するおそれがあります。
採血・注射をする時は
★思い込みで自己批判ばかりせず、前回と比べ出来た所を評価する。
★深呼吸などで呼吸を整え採血・注射する。
を心がけています。頭ではわかっているけどね。実際は難しいよ。
それでもダメそうだったら・・・・
奥の手は心療内科で精神安定の薬を出してもらうのも有りだと思うけど、
なすりんはそこを今悩み中です。
なすりんみたいにならないでね。
就職先、よーく考えてね!!
応援して下さる方はよろしくお願いします。皆様も素敵なブログに出会えます様に!!