健康寿命を意識して、人生を楽しみます
50代生き方

【整理】母の希望と今後

やっぱり、母の現状を聞く機会を設けて良かったでした。
私の考えが本当に甘かった事を思い知らされました。

思い起こせば

お金はどうにかなる。流れに沿えばどうにかなる。

そんな考えの人だったじゃん。
母と私は考え方が180度違う事に悩んだ事ばかりだったじゃん。

そう思いだすと・・・

迂闊だったな・・・

私の希望的観測はあっさりと打ち砕かれました。

母を諭す

母は「向き合う」という事を
殆どせずにここまで来たように思います。

これまでもシリアスな話の核心で、
なかなか向き合えず話をいつもすり替えてきました。

今回も常套手段が飛び出しそうになった時に

なすりん
なすりん
そんな事が出来ると思ってるの?
冷静に考えてみて。

母をこの事に向き合わせるように試みました。

母に「もしかの時」に向き合わせる

病気になった時、
現実的に病院に行かないで最期を迎えられると思う?

私の問いかけに・・・

大丈夫。
お母さんはもうそのままでいい。
貯金無いけど、そのままでいいから。
迷惑はかけないし。大丈夫。

母はそうすることで、
最期を迎えることになったとしてもでいい
そのままだから、お金で迷惑をかけない
と言い張ります。

なすりん
なすりん
母さん。
自分の事だけしか考えてないやろ?
助かるかもしれない人を
そのままに出来ると思ってるの?

私の熱量に驚いたのか、母は神妙になりました。

一瞬は。

でも、
何故貯金が無いかの説明をしたくてたまらないようでした。

私は母に対しては色んな思いが有る。

それは決していい思いだけではないです。
むしろ
心を痛めた時の方が多かったように記憶しています。

今は・・・
それはしょうがなかったんだ
と受け止められるようになりましたが・・・

そう思えるまで、私は20年間この想いに囚われてきました。

それでも、

母も、
私に対して沢山の負の思いが有ると思う。
それに、
私を産み育ててくれた恩義だって有る。

だから
母の緊急時の支援への心の準備はずっとして来ました。

その支援の対象は
金銭的な事も含めてです。

勿論、姉にも相談するつもりではいましたが。

毎月20万円とかの支援は無理だけど、
出来る範囲での支援は心に決めていました。

だって親ですから。
子供の義務です。

だけど・・・私にも生活が有る。

母の年金と家賃収入は、
なすおやじの手取り収入を越えるものじゃん。
それなのに何で?

有るのは現実だけ

通帳の保管場所・キャッシュカードの暗証番号
これは確認出来ました。

年金と家賃収入
青色申告で種々の経費はかかるものの
無駄使いしなければ
グループホーム等の月々の入居費用には困らない金額でした。

貯蓄は前述した通り0です。

月々の入院や入居料は支払えても、
多額の入居一時金などが必要だった場合について
現実を見つめ、
どうすればいいか考える必要が有ります。

有るのは現実だけです。

我が家の最期への希望

我が家はなすおやじと最期をどう迎えるか協議済みです。

なすおやじは
生まれ故郷に戻り、そこで最期を迎えたい。
介護が必要になったら、施設へ入居する。
重篤な肺炎ならば蘇生を希望するけれど・・・
それ以外の・・・
例えばベジタブルになってしまった時は・・・
延命措置はしなくていい。

そうです。

私もなすおやじとほぼ同じです。
違うのは最期を迎えたい場所。
今住んでいると地域がいい・・・
という所だけです。

施設入居となって・・・
老後資金が枯渇しそうになったら・・・


売ります。

家売って・・・
不動産売買手数料等支払って・・・
残るお金は
老後必要と言われている金額よりも多いです。

なるべく寝たきりにならないで済むように
出来る努力もしてます。

毎日8000歩を目標に、
筋力や免疫力向上に励んでいます。

母の老後資金が足りなかった場合

お金が足りなかった場合どうするか
を尋ねる前に
我が家の最期への希望
を母に話しました。

そうすると、

その時は
家売っていい

と答えが返ってきました。

ちょっと誘導尋問だったでしょうか?

でも、
私は厳しいから?(笑)追い打ちをかけていしまいました。

なすりん
なすりん
家って売ろうと思っても
直ぐに売買成立しないのわかるやろ?
購入希望者のローン審査とかも時間かかるし。
売れるまでの資金も無いとあかんねんで。
その為にも、少しずつでも貯金してな。

母は小さく頷きました。

母の希望と今後

長い間、母と話をしました。

・病気の人をそのまま放置なんて倫理的にも出来ない事。
(それが実の母親ならなおさら)
・寝たきりの状態になった時は人の手を借りなければ生きていけない事。
・病気で床に伏し旅立ちまで一思いにはならない事。
(そのどのぐらいの期間になるかわからない間、日常生活行動の支援を求めなくてはならない)
・散骨するのにも、現実問題まず火葬。自力で火葬・散骨は無理。
・入院も入居も散骨もお金がかかり、0円ではない事。
等々・・・

結局
最期は病院へ行く事を納得し、
貯金も始めると言いました。

もしかして・・・

父の最期は実家で私が看取りました。
母ももしかしてそれを求めていたのでしょうか?

17年前はまだ私も30代でした。
ちょうど
なす太郎の育児休暇中(3年間)だったので
それが可能となりました。

でも

あの時と同じ支援は難しいと思います。

父と同じ気持ちで支援をする事も難しいと思います。

やっぱり平等は難しいですね。

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ABOUT ME
看護師なすりん
看護師になって約30年です。 家族4人(夫:なすおやじ)・子供(なす子・なす太郎)です。 子供に手がかからなくなり、自分の時間を楽しんでいます。