親御さんのお財布事情、把握していますか?
皆さんは「親のお財布事情」知ってますか?
沢山の患者様と関わる中で、
「お金」の問題は大なり小なり有る方が多かったように記憶しています。
そして高齢になると・・・更にその問題が増してきます。
特に旦那さんに先立たれ、年金では生活が出来ない・・・・
そんな言葉もよく耳にします。
「親への手助け」が必要な年代になってきた
母の懐事情が気になり始めたのは、去年の夏頃です。
「親が認知症でグループホームに入った。」
「親が90歳。毎日実家に帰っている。」
そんな話が出始めました。
親の支援で1番多いのは・・・
「買い物」と「薬」だそうです。
「食品や消耗品など、自動車免許を返納してから毎日のように買いに行っている。」
「毎日飲む薬のセットもしないといけないから、毎日行く。」
・・・生きていく為に大事な援助だよね・・・
特に兄弟がいる友人は
親の通帳とお財布が入った袋に、購入品目やお金の引き出し理由等を書くノート
を入れていると話していました。
お金って人を変えますからね・・・
大事な事だと思います。
気になっていたお金の話。
姉が帰省するタイミングで話をしておかないと!!
私だけが聞いていて、後でお互い嫌な思いをしなくて済むように。
姉にあらかじめ、
以下の点を母に確認した方がいい時期に来ていると思う
と話し、姉からも同意を得ました。
親のお財布事情:確認事項
①通帳の保管場所
キャッシュカードの暗証番号
②年金と家賃収入の合算
③貯金額
④母のお金が不足した際にどうするか
です。
①通帳の保管場所・キャッシュカードの暗証番号
「通帳」と「暗証番号」問題は耳にしますよね。
亡くなった後、口座が凍結してしまい必要なお金を引き出せなかった話。
でも最近は・・・
亡くなった旨を金融機関に伝えなければ今まで通り引き出せる
という情報が出回ってるから、こっちは大丈夫ですが・・・・
そもそも暗証番号がわからなければ、引き出せません。
窓口での引き出しも本人確認が必要なので出来ません。
通帳・キャッシュカードの暗証番号・その他保険関係。
これは何か有ったら、一番必要になってくると思います。
②年金と家賃収入の合算
母の収入は「遺族年金+国民年金」「家賃収入」です。
ちなみに母は「青色申告」です。
万が一
認知症や寝たきりになったら、自宅での介助は困難です。
その為に
「グループホーム等に入居出来る年金額なのか?」
を知っておきたいのです。
義理母は今年80ですが、まだ「店」を経営しています。
経済観念がしっかりしていて(私が評価するのもなんですが・・・)
なんと今でも「貯金」しています。
みんなで色々言っても、全く浪費しません。
義理母の場合、もう浪費してもいい時期に来ていると思うのですが・・・
そういう事で我が家では
親に金銭的な支援は必要なさそうで良かった。
なんて勝手に話していましたが、
本当に大丈夫かの確認は取っておく必要があると思ったのです。
③貯金額
これも今後、年を取れば取るほど現実味を帯びてくる
「入院」や「皆に必ず訪れる旅立ち」
の為にお金が必要だからです。
そして、この非常事態では急にお金が必要になるからです。
グループホーム費+消耗品費等で20万円前後のお金が必要になるし、
あの世には無料で行けません。
荼毘に付す時もお金は必要です。
④母のお金が不足した際にどうするか
家賃収入もそこそこ有るし、多分大丈夫だと思う。
だけど、母はまだ77歳。
人生100年時代で、施設へ何十年も入居する事まで想定する必要がある。
そんな風に考えたので、これも要確認事項。
姉と一緒に「母の資産を確認する」
今までは、お互いのお財布事情を確認することは有りませんでした。
なんとなく気が引けて、聞けなかったのです。
友達と親御さんの関係を見て、
気が引けてもきちんと知っておかなければ困る
という事に気付けました。
事が起こる前に聞けそうです。
母のお財布事情が、我が家より
ホクホク
であります様に!!
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