私の周りの職業人として活躍している人達
先日かつての同僚があまりにもキラキラしていて・・・
私はこれでいいのかってものすごく考えさせられました。
学生時代の同級生も置かれている立場は違うけれど、
フル勤務しています。
総合病院の訪問看護部に所属する友人は夜勤もこなしていますが、
「私、ここに骨を埋めたい(o^―^o)」なんて言ってます。
その友達は、同期の中で出世頭でした。
副師長になりたくなくて転職しても・・・
すぐに副師長就任を打診されていました。
それで、本院(看護学校が付属していた病院)に転職したのですが、
やっぱりすぐに副師長となり40代になったばかりで師長になりました。
国立病院機構で40代前半に師長に昇格するっていう事は出世コースに乗ったも同然です。
その当時、私は子育てのためにキャリアを捨て今のクリニックで働き始めた頃でした。
そんな友人がとても眩しくとてつもなく遠い世界の話のように思えて、
羨ましく思っていたことを思い出し苦笑いすることでした。
個々の思いは違う
その友人は昇進と共に他県へ転勤となりました。
師長クラスになると他県の国立病院機構への転勤を任ぜられるようになります。
人の思いなんて全くわからないものですね。
その友達はそのことが負担となり、その後数年で退職してしまったのです。
そのことを知った時、
「何で?もったいない。
今まで積み上げてきたキャリアと地位をそんなにあっさりと捨てちゃうなんて。
そのポジションを目指している人がどれだけ沢山いることかしら。
失って気付くのかな・・・捨てたものの大きさが。」
って正直思いました。
私も似たような経験が有るからです。
でも友達はそうではなかったようです。
とても賢いその友人は、
管理職となり全ての事に真摯に向き合うことに疲れてしまった様で、
患者さんとだけ向き合える今の勤務先が本当に楽しくて仕方がないような印象を受けました。
人のやりがいや達成感、充実感って個々に違うんだなってまざまざと見せつけられた思いでした。
そんなことを思い出していたら・・・・
私にも嬉しかったこと有ったじゃん!って気付きを与えてくれました。
突然の訪問者
それは先々週の日曜日。ちょうど麒麟が来るが始まった時間でした。
私はテレビをほとんど見ません。一週間に1時間だけ。
そう。それが「麒麟が来る」です。
オープニングの曲が流れ始めた時、
「ピンポ~ン」とインターホンが鳴り、
近所のおじさんが立っていました。
「え?!何でよりによってこの時間なの?」って思いながらドアを開けると、
とても困った様子で話し始められました。
「(我が家の)お隣さんのMさんの娘さん(年金貰える年齢)が腹痛で困ってるみたい。
なすりんさんは看護師さんでしょ?Mさんの娘さんに浣腸してもらえないだろうか?」
そう言いながらおもむろにドラッグストアで購入したと思われる小箱を取り出しました。
唐突に言われ、
ちょっと驚いたけれどディスポの手袋を10枚ぐらいポケットに突っ込んで、
麒麟が来るのオープニングを背に玄関の鍵を閉めました。
ブログ村に参加しています。皆さまが素敵なブログに出会えます様に!!