私達は沢山の感情の中で生かされている
生活をしていると、沢山の人と接する事になります。
すれ違うだけの人、挨拶を交わす仲の人、学校や会社の仲間、そして家族・・・
その沢山の人と関わる中で、自分の主観と違う考えの持ち主に出会う事が多々有ります。
更にその人の置かれている環境は人それぞれ違うので、その時の気持ちも千差万別でしょう。
そんな世の中に私達は生かしていただいているので、自分の感覚と大きくズレている出来事に遭遇する事も有ると思います。
その時にあなたはどう思いますか?
ちょっと前の話ですが・・・
ちょっと前の話になるのですが、ゴールデンウイークに私はなすおやじの単身赴任先に行きました。
飛行機ではなく船で。しかも高速船ではなくフェリーで。経費削減です(^_^;)
殆どの客は車を積むためにフェリーを利用している様に見えました。
船室は最低グレードを利用したので雑魚寝です(^_^;)中には私と同様に一人旅の人もいましたが、殆どが家族連れでした。
私の横には2歳ぐらいの女の子を連れた若夫婦が陣取りました。
私はマスクを二重にして、大きな鍔の帽子を顔に乗せて横になっていました。
暫くすると、元気で賑やかな声が聞こえてきました。帽子を持ち上げ、何だろうと視線を音の方に向けました。
スマホで幼児向け番組が再生されていたのです。
次の瞬間「パリパリ音」がしてきました。女の子の手には子供用のおせんべいが握られています。
ママは目を瞑って横になっています。寝ているのでしょうか?
あのー、ママさ~ん。船内はコロナの為に飲食禁止なのですが。ちびっ子は脱水になっちゃうから水分はいいとして、おせんべいですよ~(^_^;)
パパ~!!・・・・あ、自分用のスマホを見ているのね(^_^;)
女の子は立てたパパの足を滑り台代わりにしながら、おせんべいを食べてスマホを見ています。
そのうちに女の子は飽きてしまったのか、グルグル走り出しました。まあ、2歳ぐらいなので走り回るって言っても、そんな激しくはないですが。
観客は走ることに夢中になり不在となってしまいましたが、元気で明るい歌のお兄さんのリズムは声高らかに続いていました。
ママは寝ています。パパは自分のスマホを相変わらず見ています。
あなたはこの時にどう思いますか?
居合わせた人達の反応
それを咎める人はおらず・・・・みんな目を瞑って横になっています。
御多分に漏れず、私もそうです。
ここに居合わせた人達は、子供を育てた経験が有る人ばかりの様子でした。
だから、ちびっ子はじっとしていられずにいるのはしょうがない、当たり前なんだと理解していたのだと思います。
それは自分にも思い当たる節が有るから。
子供を育てる中で自分の思う通り動いてくれない経験をしているからこそ、それは過去の日常の一部分であって何の違和感も感じないのかもしれません。
じゃあ、この子の親に対してはどうでしょう?
相手の気持ちを推し量る
立派な成人である女の子の親のモラルを問われる人もいると思います。
この1連の出来事に対して、色んな人がいるから色んな考えが有って当然です。
それはその人の考えであって間違いではありません。その人の想いや考えに正解・不正解は無いので。
私はその親御さんを見て「疲れているんだろうな~。自分の時間も確保したいよね。」そう思いました。
だって私も大変だった時期を経験しているから。親だって成長の過程なのです。
この世代の夫婦は殆ど共働き世代です。実際はわからないけれど、現実的に共働きは増えてきていますからね。
そうでなくても・・・・この年代の子供を育てる事の大変さを嫌と言うほど味わってきているからです。
自我が芽生え、自分でなんでもやりたくなる年代。
急いでいる時など、親がやってしまった方が早くてきれいに出来るのに、させてくれない。
仕事が有って朝なんて保育園に連れて行く時間が迫っているのに我が道を行く。
それなのに、自分の仕事だって今日は大きな企画が有って緊張してる。
この連続の日々・・・・。
このゴールデンウイークぐらい、自分の癒しを求めても罰は当たらないと思うのです。
そして、ゆっくりと羽を休めて・・・また明日から引き戻される日常を頑張れればそれでいいと思うのです。
この子の両親は無関心なんかじゃないと思います。子供の顔を見ていたらわかります。
誰だって息抜きは必要だと思うのです。先ず、親がHappyでなければ子供に優しく肯定的に接する事は難しいと思うのです。
実際私がそうだったので(^_^;)
なす子が幼稚園生だった頃
私は8時から仕事が始まるのですが、7時15分にはお手伝いさんに来てもらうように契約していました。
無理を言ってです。本当は9時からが営業時間なのです。
だから、5分10分遅れる事なんてザラでした。お手伝いさんだって家庭が有って、大変な中で我が家に力を貸してくれているのです。
ワーカーさん(お手伝いさん)を回して下さる署長さんには本当に感謝しか有りません。私はそうやって仕事を続けてきました。
私の置かれている状況に寄り添ってくれた沢山の人達の支えのおかげで、自己実現をさせていただいていたのです。
出来ない理由を考えたい
子育てって本当に大変で・・・きれいごとだけでは済まされません。時には追い詰められて、投げ出したくなることだって有ると思います。
だからこそ、社会で子供達を守ってあげなければならないのだと思うのです。
その支援の手段は沢山有ります。
例えば募金するなり、子供食堂を手伝ったり・・・・
公共の場で目に余る行動を敢えて黙認してあげる事もその支えになると思うのです。
私は性善説の推奨派です。根っから悪い人なんていないと思います。
きっとわかっているのです。本人も。
でも、そう出来ない理由が何か有るはずなのです。私はそこに寄り添いたいのです。
中にはネグレクトな親もいるかもしれません。でもね、そうなる何かが有ったのだと思うのです。例えば親もネグレクトだったとか。
そうだったら、しょうがないねという気持ちで暖かい目で見守れると思うのです。
他人がとやかく親を咎めなくても・・・・いつかその親にとって必要な時に気付きと学びを与えられると思うのです。
だから、私はこの一連の流れの中でアクションは取りませんでしたが・・・・・アクションを敢えて取らない事がこの親子に寄り添う事に繋がると思ったからでした。
中にはイライラする人もいるかもしれません。でもね、他人の事で腹を立てるなんて、もったいない。自分の事で腹を立てるならまだしも。
他人の事で腹を立て、活性酸素増やして癌の元を大きくするなんて・・・考えただけでも自分の体に申し訳ないです(^▽^;)
表面的に見たら、その子の親も、私も、そしてそこに居合わせた人達も無関心に見えるかもしれません。
でも、きっと色々と考えた結果であって、無関心ではなかったのだと私は信じています。
模範解答
模範解答は以下です。ご参照下さい。
私の考えは、親寄りだったようです(^_^;)
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