【懺悔：後編】無関心な人達にイラついた自分に自己嫌悪

昨日の続きです。

トイレ掃除をしてくれる人を探し続けるＫさん

資源回収の為に、
倉庫の中に入って、資源を出す係をしている時に
外からＫさんの声が聞こえてきました。

「3班の班長はトイレ掃除をして下さい。」
。。。
返事が無いようです。

何度も何度もＫさんは同じことを繰り返して言ってましたが、
誰も受け答えをする人がいません。

そうこうしているうちに、
待望の子供会のお父さんが登場しました(⌒∇⌒)

「代わります！」
と言われて、思わず
「嬉し！有難うございます！」
と言って、お願いしました。

そのやり取りをしている間もＫさんは
「3班の班長～」
と言ってるのに････

みんな無関心

誰も返事をするわけでもなく
だったら自分がトイレ掃除をします！
と申し出る人もいません。

トイレ掃除、
今月は3月なので3班の班長がすることになっているのです。
（3班の方は1年間、出席されていないようでした）

奉仕作業に全く出て来ない班長さんもいるので
私、既に4回していました。

先月もです。
2班の班長さんが奉仕作業が終わる頃に来たのです。
トイレに水を流し、拭き上げるだけの時にです。
だから
「あ～、もう終わりますから大丈夫ですよ～(⌒∇⌒)」
といったいきさつが有りました。

私はトイレ掃除がしたくないのではありません。
無関心過ぎる人達にイライラし始めたのです。

子供会のお父さんに
倉庫の中を代わってもらって外に出た私の前に
困り果てているKさんの姿が有りました。

結局私が5回目のトイレ掃除

元来、気が強い私は(^_^;)
（みんなひどい。無関心過ぎる。今日は意地でもトイレ掃除しないぞ！）
････今思うと、とても恥ずかしい気持ちでいっぱいになっていました。

そこで
「すみません。私、トイレ掃除を今期4回させていただいてるんですけど～
どなたか、まだされてない方いらっしゃいませんか？」
と声を掛けました。

返事、0です。

1回すればいいと思っているんだね。
こんなに困っている人がいるのに。
それに、この公民館はこの地域の物だし他人事じゃないのに。

テコでも動かない無関心な人達にイラつきながら
今期5回目のトイレ掃除を始めました。

トイレ掃除中、町内会長さんの声が聞こえてきました。
どうやら資源回収が終わって、伝達事項を班長に伝えているようです。

集合している事さえ教えてくれない、無関心な人達

ここでも私はイラつきました。
（やっぱり、誰も教えてくれない。）

私は今まで当番月以外に
3回トイレ掃除をさせていただきましたが････

毎回する人がいないから遅い時間にトイレ掃除を始める事になります。
で、その3回とも今回のように
会長さんが話し始めても声を掛けてくれる人はいませんでした。

今回はおまけ付きで、
解散した後にトイレ掃除がまだ残っていたのです。
なのに、みんな何も言わず帰って行きました。

私の姿を見て、Kさんが
「なすりんさん、もういいよ。ありがとう。」
と言って下さいました。

とても気を使って下さっているのが、
手に取るように伝わってきました。

頭を冷やすと気付いた、私の幸せ

家に帰り着いても、イライラが収まらない。
なんて冷たい人たち。
自分さえ良ければいいって思っているんだ。

イライラは募っていて、
（いけないいけない。ちょっと気分転換にウォーキングに行こう）
そう思い、
氏神様のお参りと墓参りをしてそのままグリーンベルトを歩き始めました。

歩いている途中にだんだん怒りが収まってきました。
私がいかに幸せな環境か気付いたからです。

思えば私の周りには無関心な人は誰もいません。
家族は各々に問題が生じたら向き合ってくれます。
同じ痛みを分かち合い、想いに寄り添って行動してくれます。

パート先も然り。
院長も奥様もスタッフも････
お互いを思いやって行動してくれます。

それに気付かされ、
反対に無関心な人達が可哀そうになってきました。
きっと無関心な家族なんだろうな･･･って。

いつも無関心だから、
相手の立場を思いやることを、
してきていないのかもしれない。

愛の反対は無関心

マザーテレサは愛の反対は憎ではなく、無関心だと言いました。
私は本当にその通りだと思います。
無関心ほど寂しいものは有りません。

そう思うと、この無関心な班長さん達も････
寂しい人なんだな
そう気付くと････

なんだかイラついていた自分に自己嫌悪でした。
どうせ私がする事になるんだったら、
どうして今まで通り、もっと気持ちよく出来なかったのか。

人云々ではなく、自分がどう在るかが一番大事
そう子供達に言ってきたのに････

数年に1度回って来る班長。
誰もいなくて声がかかれば、
私がすると決めていたのに････
私は本当に弱い人間です。

まだ52歳。
これからも沢山の事を学び、
強い人間に少しづつ近づいていきたいです。

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