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看護を目指す人たちへ

お金の事で、看護の道をあきらめないで!

とまりん
とまりん

親に「お金が無いから進学は無理だって」言われました。

なすりん
なすりん
学費は学校によって差が有るって知ってるかな?今回は親からの援助が厳しくても看護師にれる例をあげてみるよ。

 

目次

1.進学にかかる費用

  • 大学
  • 短大
  • 専門学校

2.親からの援助無しに進学した例

3.進学出来るか・出来ないかは、あなた自身で決められる!

なすりんの授業料は1年間36,000円だったよ!約30年前の話だけどね。なすりんの時代、県立高校の授業料が1か月7,200円だったから、どれだけ安かったかわかるよね。2年上の先輩までは24,000円だったっていうから驚きだよね~。

おっと余談になっちゃったよ。大事なのは今!!今の学費が年間どのぐらいかかるか見てみよう!

1.進学にかかる費用

大学

これは国公立か私立かで全然違うよ。私立は文系よりも理系の方が20~40万円程度学費が高いのが一般的です。(看護師養成学科は理系になります。)

国立(公立大も似たような感じ)は、入学金282,200円・学費535,800円・合計817,800円です。公立の場合は、住んでいる地域によって入学金が違う所もあります。(学校が有る地域に住んでいる人は若干安くなる。)

私立は幅が有ります。入学金+年間授業料=160万~190万程度が多いけど・・・なんと!!千葉県の聖徳大学は2019年度の校納金は238万円!!びっくり!!卒業するまでに同じ私立でもおよそ200万円の違いが有るなんて・・・恐ろしや~。

短大

全国に私立のみしか有りません。なすりんの時代は「看護学校」から「短大」への移行期だったから、国公立も結構有ったよ。でもね、2019年現在10校しか有りません。入学初年度にかかる費用は160万円程度です。大学とあんまり変わらないね。平成医療短期大学は初年度120万円だって。これなら私立の専門学校とあんまり変わらないね。

専門学校

専門学校の学費は国立・公立・私立で全然違うよ。国立は、2019年度は独立行政法人機構付属看護学校は入学金20万・授業料55万だって!!2018年度は入学金30万だったよ!

なす子が大学受験の時、医療センターを「抑え校(本命がダメだった場合、進学する学校)」にして入学金30万振り込んだよ!!後期合格したなす子は入学を辞退したけど、入学金は返って来ません。そのつもりでいたけど・・・1年で10万も安くなるなんて!!

はそれぞれだけど、安いところを探してみよう!例えば「岐阜県立下呂看護専門学校」!入学金は岐阜県民は7,300円!他県民でも破格の14,600円!!年間授業料118,800円!びっくり!

こんなにも安いところが有るなんて、なすりんも知らなかったよ。この学校は3年間の教科書・教材・実習費などが約43万円で寮費は無料!!(食費は別途)こんなステキなお財布に優しい学校も探せば有るよ!!

私立は初年度の校納金50万~120万(専門学校でも4年過程の所は高くなる傾向にある)と、振れ幅が大きいよ。


2.親から援助無しに進学した例

この例は30年前の話で古いけど・・・働き方改革の影響やひとり親世帯が増えてきているから、親の援助を受けられない人もいるでしょう。この話は、なすりんの看護学校の同級生の話になります。

この同級生、とても賢い子です。きっと違う環境だったら、4大を前期で決めていたでしょう。長女だったので・・きっと色々考えて選んだ道だったのだと思います。

母子家庭で育った彼女は「育英奨学金」を月30,000円借りていました。毎月、授業料3,000円を積立て・寮費700円・食費721円×22日を支払って残ったお金を文房具や土日のお風呂代や食事代(土曜日の夕飯~日曜日は食事は出ず、週末はお風呂も無かった)などに使っていました。

月30,000円の奨学金で3年間の授業料と生活費を捻出していたのです。彼女は自分のお金で、年間の全てをまかなったって言っても過言ではないと思います。

優秀だった彼女は、聖路加に就職しました。でも、家の事情でUターンして・・・それから地元の大学の保健学科に編入して(30過ぎてから!!本当に尊敬!)・・・そして大学院まで行きました。

本当に勉強が大好きで、頑張り屋さんで・・・自分の夢や想いを貫く意志には感服です。なすりんに持って無いものを沢山持ってるのです。

彼女は人間的にも本当に尊敬できる生き方をしています。問題の本質を常に追求しながら、愚痴も言わずに常に前向きです。なすりんはこんな素晴らしい同級生がいる事に感謝です。そしてたくさん学ばせてもらってます。

進学出来るか・出来ないかは、あなた自身で決められる!

親からお金が無い・・と言われたら、「高校卒業したら、働くしかないのかな?」って考えてしまうよね。でもね、あなたの中に「看護師になりたい!」という強い思いが有ったら、なすりんはきっと看護師の夢を叶えられると思うのです。

自分の置かれている状況を考えて「落とし所」を考えてみよう。大卒・家から通える学校と決めずに、看護師になるという目標を達成できればいいんだから。

自分の夢をかなえるための「最後の砦」として奨学金制度っていうのも考えてみたらどうかな。昔と違ってたくさんの種類の奨学金が有るよ。「看護師 病院奨学金 病院」などでググってみて下さい。あなたにとって耳寄りな情報がきっと得られるはず。

奨学金を借りるということは覚悟がいります。早い話、あなたの借金なので。だから「現役で国家試験に合格し、就職先でどんなに苦しくても頑張り続ける」粘り強さが必要です。あなたにその覚悟が有るか、もう一度よく考えてみてね。

なすりん
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チャンスはあなた自身でつかみ取って!!きっと大丈夫!

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ABOUT ME
看護師なすりん
看護師になって約30年です。 家族4人(夫:なすおやじ)・子供(なす子・なす太郎)です。 子供に手がかからなくなり、自分の時間を楽しんでいます。