自称：普通よりマシ。ｂｙなす太郎
ちょっと昨日の続きになるのですが、
息子は運転中、色んな話をしてくれます。
話しの流れで、甥っ子（28歳：姉の子供）の話になりました。
「小学生の頃から自分の事は自分できちんと出来て、あんなに性格も良くて勉強も出来る子って男子っていない。」
「なす太郎が普通。男子はみんな、なす太郎みたいな感じだ。」
そう私が言うと、なす太郎も同調しつつ････
「俺はまだましな方だからね！」
息子の強い鼻息に、笑いがこみ上げてきました。
へ～。自分の事、マシって言い張ってる。
どこがマシなの？
って話の続きを聞いてみると、
「殆どの男友達はウチを壊している。
親に注意されて、怒りが収まらずガラス割ったり壁を殴って穴開けたりしてる。」
そうです(^_^;)
私：「激しいね。でも、ウチだったら掃除と修理よろしくって責任取らせるな～。」
息子：「ガラス割ったり、壁に穴開けたらプチ家出するらしい。」
私：「そんな輩はいらない(# ﾟДﾟ) ウチだったら鍵変えるかもよ(￣ー￣)ﾆﾔﾘ」
息子：「俺、イラついてもどこを殴っていいかわからないんだよね。考えたこと無いし。」
ん？
このフレーズ、聞き覚えが有るぞ。
(;´∀｀)
私じゃん！！
殴るという概念が無い
そこでなす太郎にこう聞きました。
「ねえ、家壊す子たちってさ、親から殴られて育ってる？」
そうするとなす太郎は驚いて
「何でわかったの？」
と答えました。
親がたたくと子も何かしらをたたくようになってしまう
この方程式は成り立つと確信に変わりました。
そして、私に「殴るという概念が無い」ので
なす太郎にもその概念が連鎖していることがわかりました。
まさしくなす太郎が言うように、殴られていなければどこを殴っていいかわからないのでしょう。
御多分にもれず、私もそうだったからです。
思考は親子で連鎖する
やっぱり思考って親子で連鎖するんだなあ････
ってつくづく思いました。
勿論、連鎖しないケースは沢山有ると思います。
連鎖しないのは、子に強い意志が有る場合だけだと私は思うのです。
私が母から連鎖したのは「殴らない」だけだと思っています。
後は考え方が180度違っているからです。
原因自分論で私はずっと生きてきました。
母は自分の思う通りに行かない事は、全て他人へ責任転嫁してきました。
私は自分を先ず大事にすることが重要だと言ってきました。
母は自分を大事にするなんて浅ましいと言ってきました。
母は早く一人になりたいと言ってました。
私は一人にはなりたくないです。みんなに向き合い支え合って生きていきたいです。
････こんな風に考え方が全く違うのです。
私は幼い頃から母にこの考え方を否定されてきましたが
絶対に母の考えの方がおかしい
とずっと思ってきました。
そして、絶対に母のようにならない
と心に固く誓って生きてきました。
だから････
母からの連鎖は「殴らない」だけなのだと思います。
まあ、この理論は私の独りよがりの考えなので正しくないかもしれませんが(^_^;)
でも････
今回のドライブで息子もいつか父親になった時（なれたらいいですが(^_^;)）、
きっと子供達を殴らない親になってくれると確信しました。
正直、嬉しかったです。
殴るという概念が無い連鎖
ずっとずっと続いてほしいなって心の底から思う事でした。
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