先輩看護師：Tさん
町でばったり２０年以上前、一緒に働いていたTさんに会いました。私は何年経とうが、だいたい誰かすぐにピンときます。だけど、私の事なんて覚えてないかもしれないし、声を掛けるのを躊躇っていたら目が合ってしまいました。
「こんにちは。Tさん。お元気でしたか？ 私、わかりますか？」
と声を掛けました。そうすると、社交辞令でしょうが、
「わかりますよ！」と言って下さいました。
社交辞令と思った理由は、苗字で呼んでくれなかったからです。Tさんとご一緒したのは私が独身の時だったので、今の苗字は知らないから･･･ということにしておきたいと思います(笑)
Tさんの今後の目標
Tさんは私より１０歳以上年上ですが、とてもキラキラしていました。仕事が楽しくて仕方ないようです。看護師としての業務はもちろんのこと、勤務するTさんの病院で健康医学士としてジムで運動指導したり、アロマインストラクターとして活動したり･･･最近では調理師の資格も取得されたそうです。仕事が楽しく、現在６６歳ですが「７０歳８０歳まで元気でいて仕事をし続けたい」と笑顔で語ってくれました。一生看護に携わりたいって･･･
それに引き換え、私は隠居を考えてるって････(^_^;)
実母は今年喜寿を迎えました。
母の生き方を見ていて「母さん、もう７７歳だし終活した方がいいよ。一応さ平均寿命まで後１０年有るから、この人生でやり残しが無いように(o^―^o)ﾆｺ。」って何度か言ったことがあります。
「今日一日・今日一日を精一杯生きる」･･･母はこう答えました。
「そんな直近の目標じゃなくてさ、自分の人生を振り返ってみて。やりたかった事とか･･･こんな自分になりたかったとか無いの？あの世に行く前に後悔するかもよ？」
そんな母に、こう指摘しておきながら自分は今後の人生の最期をどう迎えるかって明確にしてるのか？考えてみましたが･･･
早くセミリタイア（本当はリタイアしたいけど、現実は無理。もう５０過ぎだし、全然早くはないのですが･･･(^_^;)）したいってだけで母と私は同じじゃん!!と気付かされました。
私がセミリタイアしたい理由･･･それはもう好きなことだけして生きていきたいからです。
(-ω-;)ウーン･･･これはもう半分出来ています。子供に自分の時間を割くことがほぼ無くなり、今置いていただいているクリニックでの勤務はストレス無く楽しいものです。厳密に言うと職員採決以外は･･･(^_^;)。私は１０年前にフル勤務から週５回４時間半の現職となり、セミリタイア出来ています。出来ていないのは、夫：なすおやじです。子供達はまだ学生なのでこれはしょうがないですが･･･
子供が自立した暁には･･･なすおやじもセミリタイアして（なすおやじは７年前にリストラにあってからはずっとリタイアしたいと言ってます）、なすおやじと一緒に銭湯に行ったり・美しい景色を見に行ったり･･･せっかくこの素晴らしい国ニッポンに生まれてこれたので、このニッポンを堪能してからあの世に旅立ちたいと常々思ってます。
社会貢献の場
仕事って収入を得るためだけでなく、回りまわって社会貢献に繋がると思います。更に仕事ってそれだけではなく、人として成長もさせてもらえます。そして社会貢献することで、自己肯定感を感じることが出来るのだと思います。
「仕事を通しての社会貢献」は心もお金も充実させてもらえ素晴らしいものです。でも素晴らしさと共に「時間の拘束」が要求されます。私はこれからじっくりと「セミ隠居しつつも社会貢献出来ること」を考えてみたいと思います。
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