先日、この様なニュースを目にしました。
35歳の男性がコロナなどの為に収入が断たれ
路上生活を余儀なくされ
物乞いをされているというものです。
私はこのニュースを見た時に・・・
切なくなってしまいました。
まだまだ若い35歳。
その気になれば何だって出来る年代です。
それなのに・・・・
「この人は、人生を諦めてしまったのかな・・・・」
と思わずにいられないような哀愁が漂う映像でした。
私はこの日本という国は本当に素晴らしい国だと思っています。
どんな状況であれこの日本国民は
最低限の文化的な生活
を営めるよう支援を受けられます。
情報を持っていれば・・・・
国はその時その時の状況を鑑みて
困っている人が生活を立て直せるよう
様々な政策の元、金銭的な支援を模索してくれます。
でも、
閣議で決定した救済策、
その情報を入手できなければ
その恩恵を享受出来ません。
そんなの知らなかった!!
そんな声も聞こえてきそうですが・・・・
生きたい!!
この状況を打破して又元の生活に戻りたい!!
そう思うのならば・・・・
もっと生きることに貪欲になれると思います。
受け身のままじゃダメです。
自分の事で精一杯の人ばかりです。
待っててもダメです。
貪欲になれば・・・・
道が開けるかもしれないのです。
大切な命です。
あなたがそこに行きつくまで・・・・
どれだけの愛を受けて
どれだけの支えが有って
今 生かされているかを
考えてほしいのです。
国の支援を受ける伯父
先日、施設に入居する伯父の面会に行きました。
面会と言っても、このご時世なので
iPadでの面会だったのですが。
母は幼少期から
この伯父に対して色んな思いを持っていました。
少し話を聞くと、本当に壮絶で・・・・
にわかに信じがたい内容でした。
その話が本当だったら・・・
自分勝手で我がままで、暴力まで振ったとんでもない人です。
残念ながら・・・
叔母や伯母も同じようなことを言っていたので
多分本当の事なのだと思います。
しかも、伯父は再婚した家族からも見捨てられて・・・・
実の息子にも見放されているので。
お金も無く家族から見放されて・・・
伯父の置かれている状況は本当に
惨めなものだと思います。
そんな伯父でも、
90歳でも・・・
自分の命を大事にしているから
国の支援を受けて生きているのだと思います。
ケアマネさんから社会資源について情報を得て、
どうすれば生きていけるか・・・
を指南してもらっているのだと思います。
家族からも見放され
自分の力で歩くこともままならない伯父ですが・・・
iPad越しの伯父は
とてもにこやかな笑顔でした。
その表情に私は安堵しました。
ああ、伯父は終の棲家を手に入れられてよかった。
しかも、きっとここでは大事にされているんだろうな。
たとえどんな状況であれ、生きていれば
悪い事ばかりではなく・・・
小さな幸せを感じる事は有る
伯父を見てそう思いました。
自分を大事にしてほしい
生きてさえいればいい。
でも、
それに加え自分をもっと大事にしたならば、
今よりもっと幸せになれると思います。
知らなかった
ではなく
生きることに貪欲になり、
自ら役所に行くような
行動力を持ってほしい。
自ら情報収集して
より良く生きれる手段を模索してほしい。
大切なあなただから。
かけがえのない大切な命だから。
どんな状況でも幸せを掴むことが出来る
という事を忘れないでほしい。
そう思った記事でした。
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