被扶養者に郵送される「特定健康診査」
委託業者から郵送される説明書に
オプションの血液検査で
あたかも「がんがわかります！！」
と言わんばかりの表示が有ります。
「がんが気になる方へ」と
腫瘍マーカーを煽っています。
例えば
CEAは1乳がん・食道がん・胃がん・大腸がんなどの検査目的
CEA CA19-9 AFPは肝臓がん・すい臓がん・胆道がんなどの検査目的
などです。
この「検査の目的」という表現がじつにセコく見えます。
だって腫瘍マーカーは初期では上がりません。
PSA（前立腺がん）だけはやる意味が有りますが、
その他はステージ的に進まないと検査に引っかかりません。
当該県ではPSA検査は
50歳～70歳まで5年ごとに400円～700円で出来ますが
オプションだと2,000円です。
実際私の身近で、
ずっと大腸がんに対応するCEA CA19-9検査をしていて
異常なしでしたが･･･
下血して大腸がんの手術をした人がいます。
この検査はがんから出る、たんぱくや酵素に反応します。
微増では反応しません。
大腸がんを見つける為には、
「検便」
の方が、見つかりやすいです。
乳がんだってセルフチェックと併せれば
「マンモグラフィー検査・エコー検査」
の方が発見されやすいと思います。
腫瘍マーカー検査は1項目2,000円～2,500円します。
腫瘍マーカーは特定健康診査をする時に
一緒に採血してくれるから
時短にはつながります。
でも････
同じお金をかけるなら、
制度の高い検査をお勧めします。
私はがんが気になります。
父は悪性の肉腫で亡くなり、
母は乳がんなので。
でも、オプションの腫瘍マーカー検査は
お金の無駄なので、絶対にしません。
一般の健康診査で、だいたい網羅されていると思います。
健康保険って本当に有難いです。
日本って、つくづくいい国ですよね～。
自分の人生は、自分の物です。
最近はネットにも情報が出ています。
自分にとって必要な検査かどうか考えて
お金を無駄にしないように、
健康を保てればいいですね(o^―^o)
追伸：
がん検査とは違うのですが････当該県には
オプションでBNPという項目を有している業者もいます。
BNPは心臓機能検査と表示されています。
これも、レントゲンや心電図検査を受ければ十分だと思います。
胸のレントゲンで心臓と肺の大きさの比を見たり
心電図の波形でだいたいわかるからです。
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