なすりんは自分に自信が全くありませんでした。
なすりんは子供の頃から、母に誉めてもらったことが有りませんでした。
ちょっとした事でとても誉められる姉に対して、いつもいつも羨ましく思っていました。
どうしたら誉められるかなあ・・・・ってずっと考えていました。姉が誉められたことを真似しても、反対に怒られることもしばしばでした。ずっとずっと母に否定されて育ってきました。
看護学校に合格しても「ふーん」と褒めてもらえず、就職が決まっても「良かったがな。」の一言でした。
先日、ママ友と話をしているときに・・・・
「高校合格したけど、もう入学した後の事を心配してる。もうね、見ててイライラするの。入学もしてないのに今からそんな心配して。どうせ自分なんて・・・って思い込んでるの。本当に疲れる!!」
って聞いた時にママ友のお子さんがそんなことを言う理由が、なんとなくわかったような気がしました。そう言いたい気持ちがね。
自己否定してバリアを張る
誉められた経験が無いと「自分っていい所が無いんだ。」と思ってしまいます。なすりんは、誉めてほしくて母に沢山アピールしてきたけど、全然褒めてくれませんでした。
だから、せめて褒めてくれなくても「あなたは悪い(出来ない)子供ではないのよ。」と認めてほしい。そう言ってもらう為には「実際の自分よりも、自分自身で低い評価をしたらいいのでは?」と中学に入った頃から考え始めました。
その頃からです。自分を卑下するようになったのは。誉めてくれないのは・・・もうあきらめるから、せめて否定されない様に卑下しておこう。それ以上否定される事が少なくなりそうだ・・・と考えました。それ以来、母からそれ以上否定される事は減ったのです。
なすりん、もっと自分に自信を持っていいんだよ!
その「卑下するクセ」は就職しても続きました。そんなある日、先輩が声を掛けてくれました。
なすりん、もっと自分に自信を持っていいんだよ!
その時なすりんは救われた思いがしました。
と同時に・・・・否定の言葉ってヒトを不快にするっていう事も学びました。否定的な言葉の持つ「負のパワー」で周りを巻き込んで、雰囲気を悪くするのです。
今まで周りを巻き込んで申し訳なかったと反省し、なすりん自身に自信が持てるように「出来たことを自分で誉めよう」と考えられるようになりました。
「なすりん、自分にもっと自信を持っていいんだよ!」「そうしたら、もっと輝けるのに!!」そう言ってくれた先輩の事いまでも感謝しています。
まとめ
子供は親にとって「腹が立つような事」をする名人です。なすりんも、なす子となす太郎に腹が立つ事が沢山有って、もっともっと褒めてあげたらよかったなあ・・って反省しています。
忙しかったり、心に余裕がなかったり・・・親も・・・親で有る前に人間だから、思っていても出来ないことだらけです。そんな自分も認めてあげられたら・・・きっと子供も認め・誉めてあげる事が出来ると思うので。
死ぬまで学びの連続ですね。
応援して下さる方はよろしくお願いします。皆様も素敵なブログに出会えます様に!!