高校1年で理系に進学するか、文系に進学するか岐路に立たされ・・・・その時は「国語が好きだから文系に行く!」「本が好きだから文系に行く!」という軽い気持ちで選択した人もいると思います。
はっきり言って理系が不得意なあなたへ!!心配いりません!看護師はどっちかって言ったら文系だとなすりんは思うからです。
理系っていうのは「受験科目」だけ・・・の様な気がします。だからね、理系が不得意でも受験さえクリアーしたら大丈夫!!
理系でなければ国立大学受験は厳しい
2018年の受験では看護師養成学部(保健学科・看護学科など)は数学と理科の選択科目で文系の生徒は受験すら出来ません。受けるだけだったら受けれますが(受験する権利はあるけど、合格はほぼ絶望的)・・・・そんな恐ろしい事をする人はいないでしょう。
模擬試験の偏差値がいくら高くても、目標の大学の必須科目を学校で選択してなければ、受験さえできないのです。
だから文系の人たちは県立の看護大に流れる傾向にあると、なすりんは踏んでいます。なので、県立看護大の偏差値も高くなってきています。
早くに進路を決めて、受験さえ出来ない・・・という悲しい結果にならないように、目指す大学の必須科目をリサーチしておきましょう。
看護学生は記録物が多い
大学は基礎の2年、看護学校でも1年の間は座学中心となります。でもね高校の時の理系と文系の違いで、授業について行けないなんて事には、ほとんどならないと思います。栄養学とか計算する教科も有るけど、微分積分とか難しい化学式の計算とか一切有りません。基礎はほとんど暗記で対応できると思います。
問題なのは実習の時です。看護師になってからもそうだけど、学生も「記録にかける時間が多い!!」ということです。看護記録は患者さんにとっても、医療従事者にとってもとても大切なものだからです。
患者さんから「カルテ開示(カルテを患者さんに見せること」を求められたら、それに応じなければいけません。医師記録だけでなく、最近は看護師記録も開示を求められることが増えています。その表現の方法が適切でない場合、誤解を生んで大きな問題へ発展してしまう事も考えられます。
日本看護協会は「記録に関する指針 看護記録の本来の目的」について
- 看護実践を証明する
- 看護実践の継続性と一貫性を担保する
- 看護実践の評価及び質の向上を図る
と挙げています。さらに「看護記録の基本」について「看護実践の一連の流れを記載する」という項目が有ります。具体的には「観察」「査定」「支援内容の明確化」「計画立案」「実行」「評価」の一連の過程を記録すると掲げられています。
この「査定」(アセスメント)がとてもむずかしいのです。この「査定」というのは、患者さんの様々な情報(血液・CTなどの検査結果や患者さんの言動など)から今患者さんにとってどんな看護援助が必要かを導き出すことをいいます。
これが本当に難しい!!これが本当に大変!!なすりん達は学生の時
「看護学生って全然理系じゃないよね。むしろ文系だよね。」
とみんなでブツブツ言ってました。看護研究なんて文系そのもの!!って勝手になすりんは思ってます。
看護学校の受験科目の数学は「数Ⅰ」程度がほとんど
数Ⅰは理系・文系に関係なく、全員が学ぶよね。本当に看護師になりたいのであれば、大学にこだわらず看護学校も視野に入れてみたらどうかなって思います。
もーーーー数Ⅰも無理!!でも看護師になりたい!!っていうあなたは指定校推薦も考えてみましょう。
まとめ
看護学校卒のなすりんの考えは「看護師を目指すなら、第一選択は大学で学んでほしい」という考えは変わりません。だけど、看護学校卒だからといって恥ずかしい事はちっともないよ。患者さんから信頼される看護師って、高学歴な看護師だけではないことを、なすりんは知っているから。
自分自身に誇りを持ち・患者さんの痛みに向き合い・謙虚に学ぶ姿勢で看護に臨んでいたら・・最高に素敵な看護師さんになれるよ。
だから 大丈夫!!
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