火起こし壺って知ってますか?
七輪の良さを引き立てる相棒がいます。それは「火起こし壺」です。
今までキャンプやバーベキューでの火起こしは横目でしか見てませんでした。
着火剤を使ったり、カセットガストーチバーナーを使ったり・・・とにかく大変そうでした。私には無理ってずーっと思ってたのですが・・・七輪の使い方をYouTubeで見ていたら、「火起こし壺」っていう物を使って簡単に火を起こしているではありませんか!!
火起こし壺の使い方
「火起こし壺」なる物に炭を入れガスコンロの上に置き、火をかけます。5分程度で、所々赤く染まった炭の完成!! 簡単!!
オガ備長炭は素材が固めなので、クズがあまり出ません。本物の備長炭なら殆どグリルは汚れないでしょう。
火起こし壺のいい所
火起こし壺にもいろんなタイプが有りました。色々と調べてみて、火消壺にもなるタイプの物を買いました。
これが本当に優れモノで、食事が終わったときにまだ炭の火力が残っていた場合、火起こし壺に火が付いた状態の炭を入れ上下に蓋をします。これで消火出来る上、「消し炭」として次回の火起こしに再利用出来ます。この消し炭は着火しやすく数分で火を起こせ非常に便利です。
七輪や火鉢で気を付けないといけないのは、「一酸化炭素中毒」です。炭が不完全燃焼を起こすことで、一酸化炭素を発生させてしまうことが考えられます。この火消壺に炭を入れ、軒下で完全に消火してから家の中に入れます。七輪も同じです。とても高温になっているので、軒下で冷まします。
この火起こし壺のおかげで、七輪使用へのハードルがぐんと下がりました。
ただ我が家の物はフタをする時にロックをかけるのに少々コツがいるのですが、火起こし壺に金属のケースが付いたタイプの物も有りました。我が家の物は1800円でしたが、火起こし壺にケースがついているものは倍以上の値段でした。値段は張りますが、火起こし壺をケースに入れるだけで消火出来てしまう使い勝手の良さは・・・お値段以上?だと思います(笑)
七輪族になりませんか?
人は太古の昔から炎(火)に沢山の力を借りてきました。時は流れ現代では利便性重視の世の中となり、七輪は過去の産物と化してしまったように見えます。でも・・・七輪の中の赤く焼けた炭や、肉や魚から滴り落ちる油に引火する炎を眺めていると・・・何とも言えない気持ちになり癒されます。そしてまたまた思うのです。「早く隠居したいね。」って。
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