昨日の続きです。始めからお付き合い下さる方は⬇︎からよろしくお願いします。

T伯父さんが家のローンを払い始めて久しいのに、頑なに名義変更をしなかった理由は以下の意図が有りました。
それは、T伯父さんを守る為。
T伯父さんの名義にしたら、、、
T伯母さんと今後又、金銭的な問題が生じた時に、今回の様に家を担保にしたいと言われるのは火を見るより明らかだと思う。
だからT伯父さんの居場所を確保する為に、名義変更をしないでしばらく様子を見よう。
そう4人で話し合い、名義変更をしないでいたのです。
T伯父さんのワガママに振り回されて、嫌な思いを沢山しているのに、、、
やっぱり、T伯父さんは血の繋がりが有るし大事に思われていたのです。
それとは対照的に4人の誰もが、T伯母さんの金銭への執着に嫌気がさしていました。
、、、、、。
そんな折、祖母が悪性リンパ腫で入院しました。85歳だったかな?
年齢的に免疫力が下がるし、高齢者の悪性新生物は珍しくは無いのですが、、、
毎月高血圧の為に受診しているのに、祖母の異変に気付いてくれたのは、、、その日大学からバイトに来ていた先生でした。
紹介状を書いてもらい、バタバタと入院しましたが、私の目からみてもそう長くは無さそうでした。
祖母の最期だからと、、
千葉・大阪・和歌山・京都から伯父や伯母叔母、従兄弟達も祖母に会いに来ました。
親戚大集合で本当に久しぶりに会う親戚ばかりでした。
だから話に花が咲き、そう言った部分は楽しかったです。
親戚達は長く関西在住だったので、面白い人が多いので。
祖母は1ヶ月で旅立ちましたが、、お別れの時間も充分取れて感謝する事でした。
1ヶ月という期間は、私達が身体的に疲弊する程でもなく・短すぎる事も無く、、各々が納得出来たお見送りだったので。
祖母の旅立ちを通して感じた事が有ります。
それは、大切な人の旅立ちは一族との絆を固く締め直してくれる、、、という事です。
いつでも会えるから、、とか、今は忙しいしわざわざお金を使ってまでは無理、、とかそんな理由で親戚と言ってもなかなか会う機会は無いけれど、、、
冠婚葬祭の優先順位は常に1番ですものね。
集まった親戚達と、祖母の最期は穏やかである事を祈りつつ、毎日面会に行きました。
ただ1人を除いては。
祖母の入院中にT伯母さんは、数々のヤバいエピソードを残しましたが、印象に強く残っている事は、、、
やっぱりお金絡みでした。
T伯母さんは祖母が緊急入院した日から亡くなるその日まで、店を休む事なくずっと開けて商売をしていたのです。
びっくりじゃないですか?嫁の立場で、義母が危篤なのに店を開ける神経に。
いよいよお別れかしらと思わせる時も、
皆んなが居るから、私は店を開けていいよね?
と親戚全員に聞いて回っていました。
それには流石にK伯母さんは
好きにしたらいいんじゃない?
とキレて言っているのに、
ありがとう。よろしくね。
といつも通り店に出掛けて行ったのは驚きでした。そこまでして、お金儲けをしたいのかと。
後、、、、
共同生活だったので、各家庭から1万円ずつ出し合いそこから皆んなの夕飯の買い物をして、足りなければ又1万円ずつ出し合う1ヶ月でした。
私の使っていない財布を貸して、その財布に集めたお金を入れて管理をしていたのですが、、
祖母が亡くなった時に呼び止められて、
この財布はなすりんさんのだったよね?返すね。
残りのお金は、私(T伯母さん)が預かっておくね。
と言いながら、お札を抜き取り自分の財布に入れようとしました。
すかさず私は
T伯母ちゃん、まだ買い物も有ると思うし私はこの財布を使っていないから急がなくてもいいよ。最後に清算するから。
と言うと、T伯母さんは不服そうに渋々お金を戻しました。
、、、、。
ヤバい。びっくり。これって、皆んなが気付かなければ余ったお金はT伯母さんの懐に入れて、うやむやにしようとしているのでは?
そう思いました。
だって普通は、自分の財布に皆んなのお金を入れると管理が難しくなって面倒なのに。
本当に油断も隙も有ったものじゃない。
でも、この後もっとすごい事件が起こるのです。
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