「お父さん、なすりんと私どっちか好き?」
と突然、姉は父に質問しました。
私はこんな疑問なんて全く考え付きもしませんでした。
家族なんだからみんな大好きだと思っていたから。私はこんな事を聞く姉に対してとても驚きました。
父は姉の質問には答えず、今度は父が姉に質問しました。
「おまえなぁ〜、饅頭を2つに割ったらどっちが美味いか?」
と。それに対して姉は
「どっちも同じ。」
そう答えると、父は
「そういうこっちゃ。(そういうことだ。)」
と答えました。
母は終始黙っていて、姉は昨日も言った通り納得のいかない顔をしていました。
その話はそれで終わり、その後は黙々と夕飯を食べ始めたという出来事が有りました。私が中学生の頃の話です。
これも推測に過ぎませが、、、(推測ばっかりですみません)
姉は父が「姉ちゃんの方が好きや。」と答えると思っていたのだと思います。
だからそんな質問をしたのだと。
家族の面前で、姉の方が好きだと言われたら私の立場が無くなります。そして私は酷く傷付いたと思います。
祖母も含めた家族がいる中で、私を吊し上げる結果になるのを心密かに期待していたのではと、随分後になって考えました。
そして多分、、、、
この場面以前に、姉は母にも同じ質問をして、、、
姉の期待通りの答えを母はくれたのだろうと。
だから今度は父に聞いてみようと考えたのではないかと思いました。
そうでなければ、、、
その場で姉は母にも同じ事を聞いただろうし。
もし、父と同じ様に私と姉のどちらも可愛いと母が思っていたら、、、母の性格上
「姉ちゃん何言ってるの?同じに決まってるがな。」
と父の返答を待たずに答えていたと思うのです。
母が黙っているはずはありません。
でも母は、、、
父や祖母の前で、姉の方が好きと答えたとバレたらバツが悪いので黙っていたのではないだろうかと、今このブログを書きながら気付かされました。
その当時は、都合が悪くなると母は黙ってやり過ごしていたからです。(現在は逆ギレするからもっと厄介です。)
姉は、、、自分はなすりんよりちゃんと出来ないという自信の無さを、なすりんより父母から愛されるという事を裏付けに自信を持ちたい。
たがら母の機嫌が悪い時は、、、
母から嫌われるのが怖いから、嫌われない様に何が悪かった知る必要が有ったのではないかな?
だからやっぱり、姉は薄っぺらい人という定義通りだと思いました。
、、、、、。
クリニックでSさんと雑談していて父の話になり、その流れからこの「饅頭の話」になりました。
その話を聞いて、Sさんはこう言いました。
「お姉さん、なすりんさんの事ずっと嫌いでしたよ。」
え?何で?違うよ多分。ずっとじゃないよ。今は疎遠になってるからそうだと思うけど。だって私の事、大事な妹っていつも言ってくれてたよ?
そう思って
「ねえ、Sさん。それっていつからだと思う?」
と聞くと、Sさんの答えに
「え?本当に?」
にわかに信じられませんでした。
続きます。
応援して下さる方はよろしくお願いします。皆様も素敵なブログに出会えます様に!!