家族4人で母の所に行った時、、
なんだか家の空気が重い様に感じました。
母には
日曜日に、母さんの所へなす子となす太郎を行かせる。
と言っていたので、、、
母はなす子となす太郎だけ来ると、思っていたのだと思います。
前回話をした時、喧嘩まではいかないけれどお互い思いを言い合ったので、、、
母は私に対して気まずい思いが有ったのでしょう。
今までのなす子やなす太郎に向けるテンションの高さは皆無に等しい状態でした。
今までの母は、なす子となす太郎に会うと鼻息荒く
女たる者は、、、男たる者は、、
人として大切な事は、、
など自論を切々と、その正当性を偏った見方で訴えていました。
諭すのが大好きなので。笑。
挨拶おばさんで立っている時、保護者の方へテレビで仕入れた情報を箇条書きにしたレジメをコピーして配布していたくらい。汗。
おぎママが言っていた。
NHKで言っていた。
と、母は私にも得意気に1枚くれたっけ。笑。
そんな母だから、、、
子供達と2年ぶりに会うし、なす子にはなかなか会えなくなるし、色々と話をしたかったと思います。
本当はおしゃべりが大好きなのに、、
いつも独りぼっちで家に居て、、、
会話に飢えているから。
1週間前、母と半年ぶりに今日のアポイントを取る為に話に行ったら、、
機関銃の様に喋り始めた事をブログでもか書いたけど、、、
そんなふうになす子やなす太郎に話し始めると思ったのです。
なす子となす太郎だけだったら、いつも通りの母だったと思います。
私も今までは、気まずい思いが有ったし身構えていたけれど、、、
今回はそんな思いは全くしませんでした。
そんな私自身にちょっと驚きました。
母に認めてもらいたいという思いを手放したからかな?
母からどう思われようが、もうどうでもいいと思える様になった事が、寄与したのだと思います。
そんな事を考えていると、母は
なす子ちゃん、結婚おめでとう。
と言いました。私はびっくりして
母さん、結婚じゃなくて同棲って言ったやん。
と言うと
ああ、そうだったの?やーやはてっきり結婚だと思ってた。
そう言って御祝儀袋をなす子に渡そうとしました。
M(甥)も10万、なす子も10万
と言いながら。
あれ?甥は去年結婚して、正月母の所にお嫁さんと姉と3人で来てるはずなのに?
今更、甥に結婚祝い?
と違和感を感じたけれど、、、
別にどうでもいいや。でも、なす子は結婚じゃないし、
母さん、結婚じゃなくて同棲って言ったよ。
と言うと、
ああ、そうだったの。でも引っ越しとか有るし、もらって。
とお金だけ取り出そうとしたので、
ありがとう。結婚の時に頂くね。
と言うと、なす子も同じ事を言っていました。
それから母は又、親戚の恨み辛みの話をなす子やなす太郎にし始めたので、
なす子となす太郎が違う話に持って行きました。
母が喜びそうな話題を振って、しばらくその話になったけど、、
30分居たか居ないかくらいで、
なす子もなす太郎も明日仕事だから。
と私が切り出し、帰り支度をしていると、、
ちょっと待って。煮物作ったからなす子ちゃんなす太郎君、持って帰って。
と言ってレジパックに詰め始めました。
母さんらしいわ。
昔、こんな事を私にもしてくれた。
母に虐待されてきたけれど、、、
そういう優しさを私にかけてくれる時も有ったな。
そう思う事でした。
私が母にされて来た事を知っているなす子となす太郎は、久々の母との対面にも感動的なモノは無く、、、
普通な様子でした。
帰り際に、、
なす子となす太郎が玄関を出ようとするのを呼び止めて、
母さん。私が仕事をしている時に支えてくれてありがとう。なす子もなす太郎もおかげで自立出来ました。
と3人で頭を下げました。
そうすると母は、
いいや。なすりんはシンガポールに連れて行ってくれたもんなぁ。
?
なんで私の独身の頃の話、今更?
あぁ、そんな事有ったね。じゃあね。
と言って実家を後にしました。
、、、、。
母はいつもの勢いは無く、、、どんよりとした重い空気でした。
もっと生き生きと喋りまくると思ってたけれど、、
寂しかったのかな?
まだ家族で母の所に行っていた時の事を思い出して。
一緒に温泉宿に泊まったり、食事に行ったりしたもんね。
フットワークの軽いなすおやじが大好きで
婿ちゃんがねぇー、、、
と知らない人にまで、何をしてくれたかを話かけたりしていたっけ。
さっき、なす子やなす太郎が小さい時に母へ宛てた手紙や絵、プレゼントをなす子達に見せていたし。
それに、、、
私より可愛がっていた姉は、母が嫌う義兄と復縁し事実婚で他県に住んでなかなか帰って来ないし、、、
甥も東京で結婚してしまいました。
母が姉の様に接してくれていたら、、、
私は姉の様な薄情な事はせず、、
子供達の手が離れた今、独身の頃の様に食事や旅行を一緒に楽しんでいると思います。母は出掛けるのが大好きなので。
母への思いは手放せたけれど、
私が昔に戻ると、母の性格上きっと母も以前の母に戻り、私を全否定してくると思うので、
これからも、この距離感を保ち続けるつもりです。
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