なすおやじは大学の4年間、長崎に住んでいました。
今回の長崎旅行は、なすおやじが
「長崎に居る時、おくんちさんを見なかった。だから見ておきたい。」
と希望したのが発端でした。
夏の旅行は青森ねぶた以外の、秋田竿燈・仙台七夕・中尊寺・銀山温泉は私の希望だったので、なすおやじ希望の長崎にも行く事になったのです。
で、今回なすおやじのプランは、長崎くんちと眼鏡橋と中華街でした。
長崎くんちは何処で見るのが良いかリサーチしてチケット入手したのは私でしたが。
中華街に連れて行ってくれた時、くんちは私がリサーチして良かったと思いました。
なすおやじは行き当たりばったりだったので。笑。
私は眼鏡橋を見た事が有ったので、出島散策したかったけど、、、何故かなすおやじが眼鏡橋にこだわっていました。
グラバー邸や平和記念公園など色々提案してくれました。なすおやじは私をもてなしてくれるつもりだったのでしょう。
今までに行った事が有るから大丈夫と言ったので、眼鏡橋になりました。
眼鏡橋に行った事有ったけど、もう言えませんでした。笑。
ホテルに車を停めて電車で行きました。
地図を見ると、少し遠回りになるけどお旅所参りをしてから、眼鏡橋に行けば合理的だと思いお旅所から行きました。
諏訪神社の神様が7日の朝の奉納の後，午後1時頃にお下りになる場所が出島内に有るお旅所との事。
そして9日にはお旅所から諏訪神社にお戻りになり、踊りを奉納し今年度終了となるそうです。
お旅所までの道、人は多かったです。
踊りの出立ちをした人や紋付袴を着た関係者の方、見物客でごった返してました。
お参りしてから眼鏡橋に向けて歩きます。
歩く。歩く。歩く。
この日はなんと15552歩歩いてました。疲。
やっと着いた、眼鏡橋！
うーん、30年前に見たのと同じ、るるぶに載ってたのと同じだねー。
でも、やっぱり日本最古の本格的な石橋で、国の重要文化財だし、、、
畏れ多くも、皇居・二重橋のモデルだしやっぱり必見だねー、、、。
なんて思いながら見ていると、女子高生が10人ぐらいで賑やかに写真を撮っている事に気付きました。
楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
そのうちの4人が川に降りて、眼鏡橋をバックに川の石の上に乗って、L O V E という人文字を作っている姿を写真に撮ってくれと友達に頼んでます。
カメラマンは「それじゃ、Eに見えない。 Lはこうだよ。」と助言し、
残りのギャラリーがめちゃくちゃな助言をして、踊らされる4人を見て大笑い。
メンバーチェンジして、又4人が降りてポーズを取って笑い合って、わちゃわちゃ盛り上がってました。
その姿がなんとも愛らしくて。
箸が転がっても可笑しいお年頃の笑顔が眩しすぎて。
10人のJkから元気もらいました。
若者の元気で明るい、そして少し危なかしい所、全部が余りにも可愛くて、目が離せなくて。
一緒に笑ったりはらはらしたりさせてもらいました。
「可愛いいなぁ。」
と呟いたら、すかさずJkが
「ありがとうございます！！」
と口々にお礼を言われました。そして修学旅行で三重県から来た事を教えてくれました。
いやいや、私達こそ元気を頂きお礼を言わなきゃ。
鬼籍の父が生前「若いって素晴らしいのぉ」と常々言っていました。
それを耳にしても全く響かなかったあの頃から何十年も経ち、父がそう言ってた時と同じ年齢になりました。
父さん、今ならわかるよ。父さんが言ってた若いって素晴らしい事。本当だね！！
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