昨日の続きです。
想定外の母の涙に驚きつつ、母が荒れなくて安堵している所に、
突然母が
お母さんはMさん（義弟嫁）に手紙を出そうと思ってるねん。
と言いました。
その口元と目を見ると、、、
又、恨み辛みについての事なのだろうと容易に推察出来ました。
恨み辛みを言う時の顔になってたから。笑。
実は叔母と母は同じ嫁同士という事もあり、始めは仲良くやっていたのですが、、、、
ある日を境に疎遠になってしまいました。
叔母の大人気ない態度へ敏感に反応して、、
母は自分が見たくない物には蓋をするくせに、
他人には正義感を振りかざし、白黒はっきり付けたがるので、、、
叔母の事も許せなくなったのです。
私は、、、
この叔母にちょっとズルい所は有りましたが、それは嫁という立場の処世術だと思ってました。
小姑が4人もいるので、祖母は嫁に放り出されても、誰かしら娘に頼れるという後ろ盾が有る事を、自負していたのだと思います。
次第に母と祖母の関係が悪化して行きましたが、母に媚を売る様な事を祖母は一切しなかったので。
M叔母は仲の良い兄嫁である母と小姑4人＋祖母を天秤掛けて、、、
祖母側に付き始めました。
そして、、、その後一層、親戚関係が悪化していきました。
M叔母は母に対して気まずくなったのか、私達家族には姿を見せなくなりました。
それまでのM叔母はとてもおしゃべりで、、、
母に付いている時は、小姑や祖母の事を母に告げ口をしていたので、、、
今度は母の祖母や小姑への愚痴を、祖母側に告げ口したのだろうと思いました。
でもね、
M叔母は、、、本当はそんなに悪い人ではないと思ってます。
八方美人であった事は否めないですが、、、
さっきも話しましたが、しょうがなかったのだと思います。
だって、、、
誰だって自分が1番可愛いから。
傷付きたくないし、平穏無事に過ごしたい気持ちが有って当然です。
それに、、、
よくM叔母の所にお使いに行っていたのですが、
その時にお茶やお菓子を頂きながら、色々な話をしました。
その時にM叔母への嫌悪感を抱く事は一度もありませんでした。
笑うとえくぼが素敵で明るく、話題が豊富なM叔母の事を私は好きでした。
あんなに明るく笑うM叔母は、、、
祖母側に付いてからは、いなくなってしまいました。
M叔母本人としては、、、
母を裏切った格好になっているので、後ろめたい気持ちでいっぱいだったのだと思います。
母としては気持ちのいい事ではなかったと思いますが、、、、
M叔母の方が一枚上手だったのだと思います。
それを母は根に持っているのです。今でも。
そして、、、
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで、、、
M叔母の姉妹や娘さんにも恨み辛みを持っています。
今だに。（怖）
56年前の事→M叔母の姉妹
35年前の事→M叔母
21年前の事→M叔母の娘さん
に物申したいそう。
56年前にM叔母の姉妹にお世話をした事を言いたい。
35年前・21年前の件は、どうしてそんな事をしたのかを確認したい。
その手紙を書く準備をしている。
と話してました。
っていうか、、、、
半世紀前の事を今更言っても、困惑されるだけだと思います。
だって多分、相手はそんな事を覚えていないから。
その話を聞いた時、
まだ言ってるね。すごいパワーだわ。
と思いました。
母は沢山の恨み辛みを抱えて生きています。
先ずは80年前。
こんな辛い人生だったから、産んでくれなくて良かったのに。生まれてきたくなかった。
と半年前も言ってたから。
母方の祖母、祖父、伯母、伯父
父方の祖母、叔父・叔母達
父、姉の旦那さん、姉の旦那さんのお母さん
こんなに沢山の人を許せないと今だに怒っています。
そんなは母は、過去に生きているのだと思います。
誰だって1人や2人ぐらいは、性格的に合わない人はいると思いますが、、、
母はそれがあまりにも多すぎるのです。
過去は変えられないのに、過去に引きずられて1人で怒っています。
今までの私ならば、思いを手放した方が母さん自身が幸せになれると思うと母を説得していましたが、、、
言っても聞く耳を持ってないので、
そうなんだ。
と話をスルーしました。面倒な事に巻き込まれない様に。
そう思っていたのだけれど、、、
私に火の粉が飛んで来たのです。
続きます。
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