Aさんの受験戦争が一段落着きました。
それまで、お金の話題になる事が多かった様に思います。
それはそうですよね。
子育てにはお金がかかるし、、、
ましてや大学受験ともなれば、半端なくお金がかかります。
その話題になっても不思議ではありません。
前にもお話ししましたが、Aさんはこれから借金を返すべくフル勤務に戻ります。
家のローンが70歳まで続くと言っていたし。
それに1人分の奨学金が月8万。
ザックリ1人当たり400万弱。2人分で800万。
それもAさん夫婦が返済する予定だそう。
ある時旦那様が
僕は一生働き続けなくちゃいけないんだなぁ。
と呟いたのを聞き逃さなかったAさんは
それは良く話し合ったじゃない!
と喧嘩になったと言っていました。
そこにお嬢さんが
もう止めてー!!
と泣きながら間を割って入った事が有ったと語っていました。
その時Aさんも泣いていたらしく、現場は修羅場と化した模様。汗。
、、、、、。
旦那様の気持ち、わかります。
子供達は可愛いし、、子供達への責任は有ります。
だけれども、先を見据えずに自分達のキャパを遥かに超えたサポートをし過ぎだと思います。
Aさんが思い描く生活をしたいならば、Aさん自身がもっと早くフル勤務に戻るべきだったのだと思います。
親は子供達の望みをサポートしてあげたいと思うけれど、、、
現実的には旦那様にだけ大きなプレッシャーとして、のしかかって来てしまったのだと思います。
、、、、、、。
Aさんと旦那様、母と父の関係で似ている部分が有ります。
Aさんも母も自分がいいと思った事は絶対に曲げません。
相談が有ると持ち掛けても、心の中では答えは決まっていて、それ以外を受け付けません。
色々と助言しても聞く耳持たず、持論を正当化します。
そしてそれが客観的に見て間違っていても、何を言っても変わらないから諦めるのです。
本当は不本意だけど。
反対しても無駄で、いつまで経っても意見は平行線だとわかっているから。
旦那様も父も。
それをAさんと母の中では同意してくれた事になっているのです。
違う事はただ一つ。
父は最期まで母を愛していたという事。
私は母から数々の心理的虐待を受けて、あんなに大好きだった母に対して、こうも心が冷める事が出来るのかと思うくらい冷め切っているけれど、、、
父も最後の20年間は母から冷たくされる事が多かったにも関わらず、、、
最期のお別れの時に、母に抱擁を求め流した涙を見て伝わってきました。
父さんは母さんの事を最期まで大好きだったのだなぁ。
と。
でもAさんと旦那様の喧嘩の内容を聞いていると,感じるのです。
Aさんから少しずつ心が離れ行っているのかな、、、と。
私が母から気持ちが離れて行った様に。
夫婦と親子では関係性は違うけれど、、、。
10年以上一緒に働いているので、なんとなくわかります。
Aさんは遠距離恋愛が2年続くほど、お互いを想い合って結婚したのに。
こんな関係性だったら、普通心は離れて行きますよね。
結局の所、1番大切なのは自分だから。
自分を認めて思い遣ってくれるからこそ、相手に対しても同じく大切に思う感情が芽生えるのだと思う。
、、、、。
しかし、Aさんも母も常に自分が正しいとどうして思えるのかが謎です。
人間って弱い生き物です。
内容の差異は有るけれど、誰だって間違いなどの判断ミスは有るはずです。
どうしてそう思えないのかは、、、
自分に自信が有るからなのでしょうね。
私がなすおやじやなす太郎を
根拠の無い自信が有って困る。
と揶揄すると、
自己肯定感が高いっていい事よ。私もそうなりたいわ。
と言っていましたが、、、汗。
いやいや、Aさん。
あたなは充分、自己肯定感高いよ。
だって自分の意見をいつも押し通すもの。
だから部活ママ達とも、上手く行かなかったのだと思うよ。
私もSさんも、 Aさんの良い所をいっぱい知っているし職場だけの関係だから、パッと見たら仲の良い関係に見えるかもしれないけれど、、
自分を受け入れてもらう為には、まず相手を受け入れなくちゃ。
内容や相手にもよるけれどね。
私もSさんも、業務上Aさんが1人で暴走しても、、
余程の事が無い限り、受け入れてその通りにしているから。
意見をすると、100倍返ってきて面倒になる事を私達は避けているので。
でも、、、
普通は部活のママ友と同じ関係になると思います。
1人浮いた状態に。
部活のママ友の事は思い出したく無いと言っていたけれど、、、
このクリニックを辞めた後の新しい職場でも、Aさんの良さをわかってもらえる事を願ってます。
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