島原城に行って来ました。
いつか時間がかかってもいいから、日本中の城巡りをしたいと考えたのは3年前。
それから行って来たのは熊本城と姫路城だけ。笑。
行きたい所が有りすぎて、、、でも、なすおやじのお休みは限られているから、なかなか思い通りにはいかないですね。
それが、「リタイア」と我が家の現状「なんちゃってリタイア」の違いだと思います。
今の会社が存続し今の部署なら62歳まで、移動になったらすぐ辞めて「焼き鳥屋の修行」をするそうです。笑。
だから、、、焼き鳥屋が忙しかったら,今の会社を辞めても旅行のペースは変わらないかもしれないけど、、、。
なすおやじが長年温めてきた夢の焼き鳥屋開業を見守ると、、、むしろそんな機会は減ってしまうのかな?
まあ、そうなったら私は友達と旅行に行くまでです。笑。
実は来年の2月に学生時代の友達と一緒に旅行をします。かまくらに入って樹氷見て,宮沢賢治を学んできます。喜。
随分話が逸れましたが、、、
そんなわけで、島原城が3城目となりました。
御城印、もらいました。御朱印も集めてますが、こちらも集めて行きたいと思います。
島原城は今年で築城400年になるそうですが、明治維新の施策で天守閣は取り壊され1960年に復元されたそうです。
道中、島原城が見えて来た時に「真っ白な綺麗なお城だなー。姫路城みたい。」と思ったのは、復元されてまだ60年余りしか経ってなかったからなのですね。
城は5階建になっていて、中は展示物が陳列されていました。島原当主の甲冑や刀や焼き物まで多岐に渡ります。
一番心に残ったのは「隠れキリシタンにまつわる展示物」です。
宗教に縋らざるを得ない世の中って、どんなに酷い時代だったのだろう。
宗教を守り抜く為にどんな想いで秀吉や幕府の弾圧に向き合ってきたのかと思うと,胸が熱くなりました。
私は無宗教ですが、精神的に大事な物に対する想いは同じだと思うので。
キリシタンと悟られぬよう、クルス(クロス)をバレないように忍ばせます。
かんざしだったり、置き物だったり、刀の鍔もクルスが入っているものも有りました。
菩薩像にさえクルスを入れ拝んでいた人達は、どんな想いで手を合わせていたのだろうと苦しくなります。
踏み絵のレプリカも有りました。この踏み絵を前にしたキリシタン達の苦悩を思うと居たたまれなくなります。
今は本当に感謝です。現代の日本に生まれて。
様々な自由を与えられ、アパルトヘイトやカースト制度の様な差別も無い日本。
自由には責任が伴いますが、人間は自己決定権を持つ事が幸せを感じる第一歩だと思うので。
城の石垣は400年前の物。
この石垣はキリシタン弾圧や天草四郎を見てきたのだなあ、、としみじみ思う事でした。
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