先週末なす子が帰って来て、なす子・なすおやじと3人で沢山話をしました。
なす子は私と嫌になるくらい似てるから、、、反対に、なす子高校生の頃は本当に衝突する事が多かった様に思います。
又、何故かなす子の周りは金銭的に豊かな家庭の友人ばかりでした。
高校や大学時代(私学ではありませんが)は特に、自分より恵まれた環境に居る友人へ遠い羨望の眼差しを向け、如何に恵まれているかを切々と訴えてきました。
そんな事を訴えるという事は、我が家の環境に少なからずの不満が有ったからだと、私の中で解釈していました。
衝突もしたし、不満が積もる母娘関係。
なす子となす太郎の逃げ道は私よりはるかに甘いなすおやじで、「お父は優しいけど、お母は怖い」という構図が出来上がっていた様に思います。
最近でこそ、なす子は大人になりました。
そんななす子が突然
「お父とお母は(フルで)働いていたのに、本当に色んな所に連れて行ってくれた。沢山経験させてくれて凄いと思う。私には無理かも。」
と言いました。そんな言葉をかけてくれるなんて思いもしなかったので驚きました。
私は
「いやいや、母はね楽しかったよ。本当に。なす子達が色んな所に連れて行ってくれたと思ってるよ。」
「水族館や動物園なんかもなす子達が居たから見に行ったけど、行ったら行ったでそこで色んな生き物の生態が学べて楽しかったよ。だからなす子達がここに連れて来てくれたといつも思ってたよ。」
「母達が出来たのだから、なす子もきっと出来るよ。一緒に楽しめるよ。」
そう答えると、神妙な面持ちをして黙ってしまいました。
そこで、なす子となす太郎の小さい時の思い出話をなすおやじと私とで変わる変わる話しました。
子育ての渦中にいる時は、いったいいつになったらこの生活は終わるんだろう、、、という目まぐるしい日々。
仕事のお休み希望の殆どは、子供のイベントが有る日でした。(PTAや授業参観、地域の活動など)
どんなふうにお休みや時間をやりくりして来たか。どんな想いを込めて子供達に向き合って来たか、、、など。
そんな話をするとなす子は「無理かも」
と言ったので、
「大丈夫、なす子なら絶対に出来る。やるしかないし、社会資源に頼りながらだけど、案外やれるもんだよ。」
なす子は「うん。」
と言って、それからしばらく雑談した後に帰って行きました。
「大変だったけど、楽しかった。子供達に感謝だね。」
なすおやじと2人なった時に呟きました。
「本当だね。」
なすおやじもしみじみと答えました。
最近なす子との距離が近くなった気がする話を以前しましたが、、、
最近、「生き方」について、なす子とよく語ります。なす子、大人になったなーと嬉しく思います。
この26年、色々あったけど頑張ってきて良かった。今の幸せに本当に感謝する事でした。
写真は夏に銀山温泉に行った時の、なす子後ろ姿笑。
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