先週末、学生時代の友人Yちゃんのお母様が旅立たれました。
去年の年末、ヨガスタジオでKちゃんからYちゃんのお母様の具合が芳しくない旨を聞いてました。
年越しが出来ればいいけれど、、と思う様な容態です。
もしかの時は一緒に通夜かお葬式に行こうという話をしていました。
、、、、、。
年も明けて2週間以上過ぎて、、Yちゃんのお母様の事が気になっていました。
そこへKちゃんからLINEが来ました。
Yちゃんのお母様が旅立たれたと。
通夜の方がYちゃんとも話が出来そうだからという理由で、通夜に行く事になりました。
待ち合わせの場所からYちゃんの実家は片道1時間半かかります。
ヨガスタジオでは会う事はあまり無いし、たまたま同じレッスンでも少ししか話が出来ないので、道中は世間話に花が咲いてあっと言う間の1時間半でした。
葬儀場に着いて受付を済ませ、祭壇に近付くとYちゃんは私達に気付きました。
お線香をあげて、棺のお顔を見せていただきました。
とてもきれいで、、、まるで眠っているみたいでした。
御歳92歳。
Yちゃんのお父様は早くに鬼籍に入られて、今回入院するまで一人暮らしだったそうです。
去年の秋頃に体調を崩して、、そこから坂を転がる様に悪くなってしまったけれど、、、
それまでは自立した生活をされて、趣味のゲートボールも楽しんでいたと教えてくれました。
Yちゃんは気丈にも、お母様の面白エピソードを語りながら笑ったりしていましたが、、、
突然、
父は早くに亡くなってるし、今回実家に帰って来て1人で居たらさ、、いつも居るはずの母が居なくて、、、あぁ本当に2人とも(両親)居なくなってしまったんだなぁって思うと、、。
と言いながら涙し始めました。そんなYちゃんに、Kちゃんが
やっぱり母が亡くなると堪えるよね。自分のルーツだからね。この後時間が経つごとにジワジワくるよ。
と声を震わせ涙しながら言いました。
そんな2人を見て、、、私はそんな風に思えるだろうかと考えました。
Kちゃんのお母様も又、2年前に旅立たれています。
しかも、このKちゃんのお母様はウチの母とそっくりなのです。
兄妹間格差で、お兄様の子供達の面倒は見てくれたのに、フル勤務のKちゃんの子供達の面倒は見てくれませんでした。
同じ痛みを知っているKちゃん。
私が母との関係で苦しんでると言って、Kちゃんの胸を借りて泣いた10年前を思い出しました。
そんなお母様だったのに、Kちゃんはお母様を自宅に引き取り最期を看取ってあげました。
更に、そんなお母様を想って泣いてるなんて、Kちゃんを尊敬せずにはいられませんでした。
お母様を許して思いを手放しているKちゃんに。
私は咽び泣く2人を羨ましくもありました。
お別れを辛く悲しく感じる程、素敵な関係だったと偲ばれるので。
Kちゃんがお母様より大人だったから、、お母様の全てを許して思いを手放したからこそ、素敵な関係でお見送りが出来たのは理解してます。
私の場合は、、、
この先母との別れが来た時に、涙が出るだろうか?
きっとその時は、やるべき事は一通りするけれど、、、
父の時(20年前に亡くなりました)みたいに、母の最期は実家では看取る事は出来ないと思う。
父の時の様に心が動かないので。
惜別の時に心が動かないであろう自分はなんとも非常で、、冷たい人間なのだろうと思ってしまう。
でも、、、
正直な気持ちだからしょうがない。
私がこの先、成長し母への思いを全て手放す事が出来たら、、、
その時は、又、違ってくるかもしれないけど。
、、、、。
お焼香をもう一度あげて、葬儀場を後にし帰りの道中で私の胸の内をKちゃんに聞いてもらいました。
kちゃんはすごい。私には難しすぎる。
そう言うと、
なすりんはまだ若いからよ。笑。(お互い56歳)
と話し始めました。
続きます。(続きます、、が他にも有り申し訳ありません。必ず続きは書き上げます。)
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