半隠居生活を目指します
なすりんの徒然

亀の産卵、感動しました

今までテレビでは幾度となく見てきましたが、生で見ました。感動で心が震えました。6月13日の事です。

亀の産卵は6月から7月頃で孵化は8月頃です。

この島で生まれた亀は10数年の時を経て、この島に戻ってきます。

「亀の産卵を見たい!」と思ったのは2年前。屋久島の永田浜で見れると聞いて、夜の9時ごろ行ってみました。でも、浜に入る事も出来ませんでした。

海守りの方に「今はコロナで浜には入れません。」と止められたのです。

足止めされてる私となすおやじを尻目に10数名の団体が浜に入って行きました。

海守りの方は「あの人達は研究員です。ラムサール条約で亀を守らないといけないので。すみません。」と言われました。

残念だったけど、見上げた夜空があまりにも美しくて。手を伸ばせば届きそうな星の数々。流れ星ってこんなに頻回に見れるの?と感動して

「今回はこの星を見れただけで充分感動しました。コロナが終わったら必ず又来ます。」

そう海守りの方に話して永田浜を後にし、それが実現しました。

法的措置は無いのですが、産卵見学は個人ではしないとなってるそうです。

永田ウミガメ連絡協議会が開催する「ウミガメ観察会」に参加し見学してほしいと、海守りの方に言われたのを思い出し、インターネットから予約をしました。

当日はまずレクチャーを受けて、亀の上陸産卵を待ちます。運が悪ければ産卵が見れない日も有るそうです。

浜に居るスタッフの合図でレクチャーして下さったスタッフの方を先頭に浜に出ます。

ライト スマホ カメラは禁止でスタッフの方の赤外線ライト一つを頼りに、ムカデ競争みたいな格好で(脚は結びませんが笑)くっついて逸れない様に集団で進みます。

梅雨時なので雨の日も想定されますが、かっぱ着用で傘は使えません。

亀が陸から上がり、産卵場所を決めるのですが初産の亀はそれが下手くそで何度も作り直しをするそうです。

私が行った時は、一頭の亀が産卵の為に陸上し神秘的な場面を見学する事が出来ました。

前足後足を器用に使い、穴を掘り産卵を済ませて又砂を被せる。海に帰る前に、わざと産卵場所と違う所に産んだ様に見せかけて足跡を残して行く様。亀の母性を感じ本当に感動しました。

産卵始めは警戒心が強いので、産卵が進んでから近くに寄らせて触らせてもらえました。大きかったです。

亀の後ろからだと必死に産んでるので人間を気にしない?気に出来ないので近寄っても大丈夫だそう。

産卵時、噂通り亀の目から体液出てました。涙じゃないですよー。

産卵初期は産道が開いてないからか、1個産むのに時間がかかるのですが、産卵終期では一度に5個ぐらい産んでました。一回の産卵で100個ぐらい産むそうです。

私達人間のエゴで勝手に産卵を見られている亀からしたら迷惑な話かもしれません。

でも、この場面を目の当たりにして自然を守る事の大切さを改めて感じました。

この美しい星地球で、全ての生物が共存出来るように協力し合える環境を保ち続けなければならないなー、、、と強く思う事でした。

続編 亀の孵化についてを乞うご期待!(写真は孵化した亀です。産卵時は写真撮影厳禁だったので)

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ABOUT ME
看護師なすりん
看護師になって約30年です。 家族4人(夫:なすおやじ)・子供(なす子・なす太郎)です。 子供に手がかからなくなり、自分の時間を楽しんでいます。
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