私はヨガを始めて2年半が過ぎました。
体は硬いままだし、鳩のポーズも右向きは出来ません。汗。
私の通ってるホットヨガは全国区のスタジオ。ワンレッスン、毎日通っても1ヶ月約1万円です。
年齢層的には50代〜60代が多いと聞きましたが、とても見えない。本当にはつらつとされていて女子力高い人ばっかり。汗。
ペデュキアやマニュキアは当たり前。シャワー後にパックをしながら髪を乾かしている人もちらほら。
スタジオで物販される高価な酵素やサプリメントを採っている人も多いです。
スカラというヨガブランドのウェアーを新調し、互いに褒め合うシーンも茶飯事。
見た目の女子力だけではなく、節度有るいい人ばかりです。この2年半、不快な思いを一度もした事は有りません。
私は、、、女子力低いです。笑。
フレイルにならない目的でヨガに通ってるので。
フレイルというのは、簡単に言えば筋力低下による心身の活動力の低下です。
その主だった原因はサルコペニアといって筋肉量の減少と筋力低下を指します。
ヨガに出会って本当に良かったと思うのは、強制的に下腿と体幹を鍛えさせてくれる所です。
太腿とお腹と背中の筋肉は日常生活では鍛える事は出来ないと言っても過言ではないと思います。
でも老後に、それらの筋肉が弱まっているから階段の昇降や坐位から立位へは困難になってくるのだと思います。
母を見ていて、それをまざまざと見せつけられる思いです。
母は1日6000歩は歩いています。多い時は8000歩近く。もう何十年もです。現在81歳。単純にすごいと思います。
歩く姿はしっかりしてます。81歳にしては。
でも、階段の昇降は緩慢です。そこに年齢が出ているのです。
実家は2階なのですが、階段をゆっくりゆっくり手すりを使って昇り、降りる時は横向きになり一段ずつ足をそろえながら降りて行きます。
なるべく階段の昇降の回数を減らすように、一度に全部の事を終わらせようとしています。
毎朝公園周囲のゴミ拾いをしてるのですが、買い物はその帰りにコンビニで済ませます。
コンビニは高いし、コンビニより近くにドラッグストアがあります。そちらでの買い物を促したら、「邪魔くさい。(面倒くさい)」と言います。
ドラッグストアで買い物する為には開店まで小1時間待つか、家に帰って出直さなければならないので。階段の昇降が億劫なのでしょう。
もう10年ぐらい前から、膝を付いて靴を揃えるのも時間がかかり、出先では私に依頼していました。
母は自分の状態を理解し、転ばないように注意しているので今の所は大丈夫だと思います。買い物やゴミ出しも自立してくれています。
でも、、、あの階段の昇降する姿を見ていて、後どのくらい自立した生活を過ごせるのだろうと考えてしまいます。
祖母は88歳で鬼籍に入りましたが、84歳ぐらいには階段が登れず、なすおやじが背中におぶっていました。
義父、88歳。農業・大工、趣味は釣りでした。身体を使う仕事をしていたので、まだ電動自転車で買い物に行ったり日曜大工は出来ます。
だけど、坐位から立位にはすんなりとは出来ません。反動を付け両手をどこかにつかまりながらです。階段はまだ前を向いたまま、手すりを持って昇降出来ますが。2年前からベッドや椅子の生活になりました。
母や義父を通して、加齢と共に低下していく身体能力をまざまざと見せつけられます。
やっぱり意識しなければ、筋力は維持出来ません。ただ歩くだけなら母は今後も出来ると思います。
でも、どこかに出掛けると必ず段差が有ります。その段差を自分の足で越える事が出来なければ、行動範囲が著しく狭まってしまいます。
院長は70代ですが、太腿が若い頃の半分の太さになってしまって、フレイルを心配しています。最近、スクワットを始めた模様。
身体全体の筋肉にアプローチするヨガは本当にオススメです。精神活動、社会活動的にもヨガスタジオに行く事は加担してくれるのでフレイル対策に良いと思うのです。
ヨガに限らず太極拳のレッスンでもいいし、専属トレーナーをつけた筋トレでもいいと思います。
サルコペニア対策だけならば、別ににヨガじゃなくても、、、ラジオ体操とかでもいいと思います。
私は「最期まで自分の足で階段の昇降」が目標です。心も身体も健康で筋力維持しなければ、達成出来ないです。
私はまだまだやりたい事が沢山有ります。
最期に「幸せでした。ありがとう。」と言えるように、これからの人生は意識して自分自身を整えて行くつもりです。
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