同僚Aさんは浪人を決めた息子さんと旦那様と3人で、この１年の過ごし方を話し合った模様。
地元の予備校で息子さんのキャラにマッチした所が無いので、Sさんの実家から予備校に通う事に決めたそうです。
こちらより都会なので、予備校も沢山有りそうなので選択肢は広いと思います。
でも1番は、息子さんの環境を変えて勉強をさせた方がいいと思ったからだそうです。
そしてAさんはクリニックを辞めて、フル勤務を始めるみたい。
遅くても8月までには。
予備校は4月からだと思うのですが、、、
4月はAさんとお互いにお休みを取り合うつもりだったので、私に気を使ってくれているのかな？
上旬はAさんが息子さんの引っ越しの為に1週間。
中旬は私が高山祭に行くので5日間。
でも、、引っ越しが無くなったので普通に勤務してくれる事になりました。
Aさんの口からはいつまでクリニックで働くかは聞いていないので、わからないのですが。
、、、、、。
所で、息子さんの浪人の条件は、、、
A判定の大学のみ受験を許す。
国立大学のみ受験を許す。
以上です。
え？
やっぱり私立を滑り止めに受験という選択肢は無いのね。
それは何というか、、、ちょっと綱渡りの様で凄いプレッシャーだなと思いました。
子も親も。
ただでさえ2回目の受験でプレッシャーだと思うのに。
Aさんは先日もお話ししましたが、お嬢さんに月8万の奨学金を借りています。
息子さんも金額は知りませんが、奨学金を借りると言ってました。
私立文系4年間と国立理系6年間は学費が同じだから、学費的には同じなのだそう。
だから息子さんにだけ多くお金はかけられないから、私立大学の進学は無いのだとか。
借金漬けだから。
でも、、、私は現実を知っています。
国立大学はA判定でも落ちるという事を。
姉の息子である甥の話しですが、、、
センターで９割取り（数学は満点でした）、それまでの模試もずっとA判定だったのに、、、
落ちました。
浪人も合わせて、前期後期で計4回受験しましたが、ダメでした。
その時にA判定でも不合格になるという現実を、まざまざと見せつけられた事がほろ苦い思い出です。
そう言えば、、、
かつて地元の大学医学部医学科の1年生は、パートナーである看護師の業務を学ぶという実習が有ったのですが、、、
私は臨床指導者をさせていただいていたので、学生さんと話す機会が有りました。
世間話をする中で、学生さんが言っていました。
国立大のA判定って有りません。
と。
A判定でも落ちるから、A判定は無いも同然だと言っていた事を思い出したのです。
言いたい事は、A判定は100%の精度ではないという事だったのです。
多分、、、
あの医学生さんは過酷な受験戦争に勝ち抜いて国立大学の医学科合格したわけで、、
志を同じくした人を沢山見て来た結果を踏まえ、その結論に至ったのだと思います。
今、このタイミングで医学部生の言っていた事を話すのを躊躇してしまいました。
Aさんには甥の事は以前話した事が有るので、受験はそういう現実が有るという事は承知の上の判断だと思うので。
この判断が裏目に出ない事を祈るだけです。
またまた余計なお世話ですが。
A判定だからと意気揚々と受験して、思う様な結果が出なかったら、、、
2浪するのかな？
私立受験は根底から無いので。
2浪は就職に不利と聞きます。
1浪は有りだけれど、2浪は判断力に欠ける人物だと捉えられるからだそうです。
私がAさんの立場なら、、、
否が応でも後期を受けさせて、、、
もし、合格だったらお金入れます。
入学金と1年分の学費を。
100万弱かかると思うけど、、、
所謂、仮面浪人っていうやつです。
地元の大学に行きたくないと言っている息子さんだけど、万が一来年も届かなかったら、、、
不本意かもしれませんが、多分keepした地元国立大に進学すると思います。
仮面浪人は来年の保険という格好です。
私立理系大ならば、6年間の学費に800万前後はかかるでしょう。
国立大ならばその半額。
100万保険をかけても充分お釣りがきます。
そして何よりも、一先ず国立大をkeepしているので、心置きなくチャレンジ出来ます。
そうすると精神的に、、、かなり楽だと思うのです。親も子も。
最後の砦が有るので。
万博にお金を費やすなら、、、私だったら仮面浪人の入学金に使いたい。
まあ、受験しなければ合格も無いし、、
後期はハイレベルの戦いだから、合格するかはわからないけれど、、、
失う物は無いのだから、恥やプライドはかなぐり捨て受験するべきだと思います。
それぐらい、国立大受験は親も子も心をすり減らし乗り越えて行くのだと思います。
なす子の大学受験を思い出し、、そう思う事でした。
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