お姉さんは薄っぺらい人。
同僚のSさんが言った言葉です。(Sさんについては下記をご覧ください。)
姉についての相談をした事は一度も無いのですが。
多分、母の話や相談をする時に、登場人物として姉が出てくる事が多かったから、、、
そこから姉の人物像を捉えたのだと思いました。
私は薄っぺらい人というより、薄情な人だなぁと思ってました。
そう思ったのはもう20年近く前になります。
前にも話しましたが、姉は里帰り出産しそのまま離婚し出戻りました。
そこから祖母・父・母、それに姉と甥との生活が始まりました。
姉は子育てを母に丸投げしていました。
仕事をしているというのはありましたが、風呂に入れる事しかしていませんでした。
夜泣きをしても一切起きずに、かえって私が起きるくらいでした。
母が一晩中抱っこしたりミルクを与えたりオムツを替えたりしていました。1年365日ずっとです。
家族で食事に行っても、姉は自分だけパクパク食べて、甥の離乳食を作るのも食べさせるのも母がしていました。
運動会や遠足のお弁当作りも、体操服のゼッケン付けも、給食着(給食当番のスモックや帽子)のアイロンかけも全部母がやってました。
そんなだから、シャツや体操服が小さくなっているのも気付くはずありません。給食費も姉は払い忘れて母が出していました。
時々、給食費ぐらい払ってほしいと私に愚痴を言う事がありました。
丸投げしていたのは子育てだけではありません。
洗濯も掃除も食事も全部です。
それなのに、
「えー!今日肉?魚が食べたかったわ!」
と平気で言える人でした。子供のまま大人になった人だと思いました。
それと甥と2人の時間は殆ど無かった様に記憶しています。
1人の時間を大切にしてましたから。お花やテニスを習ったり、一人旅をしていると母に聞いた事がありました。
それらを鑑みて、私は母にずっと言ってました。
離婚したばかりなら、色々な思いをして心が疲弊してるだろうしサポートは必要だと思う。
だけど、あれから何年も経ってるし、少しずつ姉ちゃんも親業をするべきだと思うよ。
将来、姉ちゃんが後悔するかも。甥との関係があまりにも希薄すぎるから。母さんも後悔するかもよ。
でも決まって言われる言葉は
あんた酷い事言うなー。姉ちゃんは離婚して大変なんやで。親が子供を守らなかったら誰が守ってあげるんや?なすりんの時もしてあげるし。(実際はなす太郎の産休までの半年間となす太郎の育休明けの半年の計1年間は世話になりました。)
でした。
いやいや、守るっておかしいでしょ。
親が子供を守る義務が有るのは社会人になるまでだと思うよ。姉ちゃんは未成年じゃないんだよ。
親は守るだけじゃダメだと思う。自立を促さなくちゃ。
離婚しちゃったけど、結婚して子供まで作ってるんだよ。今度は姉ちゃんが甥を成人するまで守らないといけない立場だよね?
自立出来る様にサポートは必要だよ。出来ない所をみんなで支えていけばいいと思うよ。
家族なんだからみんなで協力して支え合うのは必要だと思うから。
そう言い続けてきました。そう言っても母は
なすりんは何もわかってない。親は子を守る義務が有るんや!
と言って私を否定し、全力で姉と甥をサポートしてきました。
言わば甥は、母にとって3番目の子供です。姉は産んだだけ。甥が高校1年生の秋までは。
甥が高校1年生の時に、、、
祖母・父が他界して3年経って、母は乳がんを患い鬱になってしまったからです。
それまでも姉に対して自分勝手だなぁと思う事は有ったのですが、ここまでサポートしてもらったのに何て薄情なのだろうとびっくりする事が有りました。
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