健康寿命を意識して、人生を楽しみます
なすりんの徒然

【宣言】私はいい嫁にはなれないよ

 

私はいい嫁になれないよ

そう宣言して
なすおやじと結婚しました。

なすおやじは・・・・
それでいい
と言ってくれたので良かったです(笑)

母のからの餞の言葉に疑問を持ち・・・
反論したら
母からこう言われました。

「なすりんみたいなじゃじゃ馬娘、
なすおやじ君しか手懐けられへんわ!」

・・・母が言う事が本当だったら・・・・
私はいい嫁になれないね

そう思ったから、
結婚する前にそう宣言しておいたのです。

はい有難う御免なさい

母は姉が結婚する時に・・・・

餞の言葉として
女ははい有難う御免なさいだけ有ればいい。
と伝えて送り出しました。

私はそれを聞いたときに

おかしい!!

と思いました。でも・・・・
もう言った後だし(私は離れて暮らしていました)
私はいつも否定されるし、
おかしいと思うかどうかは人それぞれで・・・

私が茶々入れたら・・・
姉ちゃんの喜び事にケチが付くかも

そう思って黙っていましたが・・・・

私の結婚が決まった時も言われました

「なすりん。女はね、
はい有難う御免なさいだけ有ればいいのだからね。」
と。

私は・・・・

やっぱり、姉ちゃんと同じこと言われたね。

旦那さんが間違ったことをしても
はい有難う御免なさい
って言うの?

そんなのおかしいじゃん。
理不尽な事ばっかり言われてもそうなの?
そんなの夫婦じゃない。下女だ。

夫婦は向き合って・・・・
一緒に家庭を築き上げていくものだ。
それが夫婦だ。

・・・
私はそう思わずにはいられませんでした。

母へ抗議

私は自分の頭で考え・・・・
心に聞いて、

なすおやじが正しいと思った事に対しては
はい御免なさい
って素直に言うつもりだよ。

なすおやじがしてくれたどんなに小さな事でも
有難う
って心を込めて伝えたいと思っている。

でも・・・・
人って弱いから・・・・
常に正しいかっていうと
そうじゃないと思う。

私だって弱い人間だし、
今は成長の過程だと思っている。

私はなすおやじと一緒に成長したい。
だから・・・
私は自分の気持ちを大切にする。

私は
はい・有難う・御免なさいの他にも・・・
思った事は全部伝える!!

あきれる母

私の意見を聞いて・・・・

なすりんみたいなじゃじゃ馬娘、
なすおやじ君しか手懐けられへんわ!

なすおやじ君がもらってくれて・・・
本当に良かったわ。

お母さんはそれで上手くいったのに。

あきれた顔で、
こう母に言われたのです。

・・・母さん、
それは父さんやったからやろ?
父さんやから、それで上手くいったんやと思うで。
皆が皆、同じじゃないねんで・・・・

結婚当初

危惧した通り初めから
はい
と言えませんでした。

なすおやじが生まれ育ったのは小さな離島
一般的に常識とする所とズレているところが有ります。

それはしょうがない事だと思います。

そうしないと生きていけなかったからです。

私はある意味
ズレはその地域の文化
としてとらえていました。

だから
なすおやじの故郷では
私達の考え方は非常識なのだと思います。

でも・・・
なすおやじが独身ならばそれでいいけれど・・・
ここでは受け入れられない考え方でした。

「その考えは・・・
なすおやじの生まれ故郷しか通じないよ。
この地域に住むんだったら、
この地域の常識で生きて行かないといけないと思う。

この言葉が
どんなになすおやじの心を傷つける
私はわかっていました。

だって
なすおやじの大好きな生まれ故郷を
否定することになるからです。

私だって本当は言いたくない。
でも、今言わなくちゃ。

母さん、やっぱり私は無理だったよ。
はいって言えなかったよ・・・・

心の中でそう思った事を昨日の様に覚えています。

そこから22年過ぎ

結婚して22年経ちましたが、
私達はけんかを一度もしたことが有りません

それはなすおやじのおかげだと思っています。

なすおやじは心が強い人だからです。
受け流してくれる人なので。

気の強い私が
あれこれ理攻めで語っても
黙って受け止めてくれました。

そんななすおやじに本当に感謝しています。

そして心を込めて
ありがとう
を伝えています。

私はいい嫁かはわかりません。

でも、私は幸せです。

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ABOUT ME
看護師なすりん
看護師になって約30年です。 家族4人(夫:なすおやじ)・子供(なす子・なす太郎)です。 子供に手がかからなくなり、自分の時間を楽しんでいます。